電車で本を読む人にぐっとくる?先生と元ヤンキーに共通点
情報化社会となった現代を生きる人にとって、スマホは欠かせないものとなった。電車に乗れば、必ずと言っていいほどスマホを食い入るように見つめる人たちの姿が散見される。
昔は電車内で本を読む人をよく見かけたが、今となっては逆に目立って見えるだろう。そんな異性を見つけたときには、思わずぐっとくる人もいるかもしれない。
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■本を読む異性にぐっとくるのはわずか8.1%
そこで編集部では、全国1352人の男女を対象に「電車内で本を読む異性にぐっとくる」人がどれくらいいるのかを調べてみることに。
全体ではわずか8.1%だったが、性年代別では男女ともに20〜30代は1割を超え、50〜60代になると一気に下がることがわかった。
スマホが流行り出したのはここ数年のことで、年配層が若かったときには電車でスマホをいじる人がいなかった。その時代は電車で本を読んでいる人が比較的多く、見慣れた光景なのかも。
一方で、スマホ世代を生きる若者にとっては珍しく思えるのだろうか。実際、電車で本を読む異性にぐっとくるという若者に話を聞いてみると…
「単純に本を読んでいる姿って知的に見えてぐっとくるんですけど、 周りがスマホばかりいじっている中でひとりだけ本を読んでいると、なおさらかっこよく見えますね。しかもそういう人って姿勢もきれいだったり、本を持つ指もきれいだったりするんですよね」(20代女性)
本を読んでいるだけで、ここまで見られることもあるらしい。
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■AB型は本を読む人にぐっとくる!
続いて血液型別で比較してみると、AB型、次にO型が電車で本を読む人に惹かれてしまうと明らかに。
AB型やO型は、周りと違うことをして目立つ存在の人を好む傾向にあるのだろうか。それと比べてB型は、一目惚れなどをしたりすることもなく、周囲のことはあまり気にしない人が多いのかも。
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■電車で本を読む異性にぐっとくるのは先生と元ヤン!?
また特徴別の調査では、とくに先生職と元ヤンキーの人が、本を読んでいる人に思わず目がいってしまうと判明! 元ヤンキーの人では3割もいたのだ。
「先生」と呼ばれる人は、知的に見える人を好みそうなのは想像できるが…一方、元ヤンキーの人はないものねだりのような、自分にないものに憧れを抱いているということだろうか?
大多数の人が利用する電車という環境の中で本を読めば、10人中約1人は羨望の眼差しを向けていることになる。電車内でのマナーもさまざま叫ばれている中で、本を読む行為はひときわ凛々しく見えてくるのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月20日~2016年3月24日
対象:全国20代~60代の男女1,352名