「湯船」に毎日浸かる?千葉県と北海道では驚きの結果が
「○○離れ」なる言葉が盛んに用いられる昨今、日本の文化とも言える「湯船」からも、現代人は離れつつあるという。
ただしらべぇ既報のシャワー派と湯船派が激突した調査結果によれば、湯船派が過半数を大きく上回る圧倒的優勢。この説は完全に覆されたと思われた。
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■現代人は湯船に浸からない
しかし全国20~60代の男女1352名を対象に、「毎日湯船に浸かっているかどうか」について聞いてみたところ…。
毎日湯船に浸かっているのは全体の4割以下にとどまったのだ。この結果だけみると、現代人は湯船から間違いなく離れていることになる。
もしかすると先行調査では、「毎日浸かるわけではないけれど、どちらかといえば湯船派」「単純に湯船が好き」という意見が多かったのかもしれない。
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■じつは湯船に浸かる千葉県民のなぞ
続いて湯船に浸かっている都道府県トップ3を並べてみると、驚きの結果に。
全都道府県で唯一過半数を超えた、京都が堂々の1位。貴重な文化遺産を数多く残す、歴史を重んじる県民性(府民性)が表れたのだろうが、それはいったん置いておき、注目すべきは2位の千葉。
というのも、先行調査によれば、同県は国内の主要都市でもっともシャワー率が高かった県なのだ。本当はシャワーのほうが好きだが、湯船には毎日浸かる、健康思考な人が多いのかも。
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■湯船に浸からないのは北海道民
ちなみに湯船に浸からない都道府県トップ3を並べると、次のような結果になった。
意外というべきか、ダントツは北海道。約9割もの人が浸からないようで、寒いからこそ湯船というイメージとは大きく異なる。
よく沖縄県民は湯船に浸かる習慣がないというが、いまや南北に離れた地域でも、湯船に対する認識はそう違わないのかもしれない。やはり現代人が湯船から離れているというのは、あながち間違った話でもないようだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ヨシマツキョウスケ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名