かわいいけど怖い!子連れのヒグマが目の前を通るドキドキ映像
米アラスカ州南部にあるカトマイ国立公園で撮影された、アラスカヒグマの親子が目と鼻の先を歩いていくドキドキハラハラな映像。
熊に動物園以外の場所で遭遇すのはできるだけ避けたいところがあるけど、その中でも特に体長の大きいヒグマ。普通に考えたら、親は子供を守ろうとしてかなり気が立っているんじゃ…?
■関東平野並の広さを誇る国立公園
カトマイ国立公園の広さは19,122平方キロメートルと、関東平野(17,000平方キロメートル)くらいの広さがあり、その内13,696平方キロメートルは自然保護区。
公園内には少なくとも14の活火山があるそうで、サケとそれを狙うヒグマ、一万本の煙の谷などが有名な観光スポットである。
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■相手はあのヒグマ
ヒグマの体長はクマ科の中でもホッキョクグマと並んで最大クラス。博物館などでヒグマの剥製を見たことがある人ならわかるとおもうが、爪の太さといい、立ち上がった時の迫力といい、とにかく存在感がハンパじゃないのだ。
時には人を襲うことさえあるヒグマ相手に、この無防備さは無いんじゃないの?と心配になってしまう。
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■カトマイのヒグマと人間の関係
ハラハラしながら動画を見ていると、人間を恐れていないというよりは、どちらかというと無関心な様子のヒグマたちに気づく。これには理由があるそうで、カトマイ国立公園の公園保護官たちは熊が人間の食料に興味を示さないよう、熊と人間が対立しないよう細心の注意を払っているのだとか。
かくして、世にも稀な「ヒグマを間近で撮影できる公園」カトマイ国立公園があるというわけだね。凄いことだけど、自分だったら遠くから望遠レンズで撮影するのに留めておきたい。