外国人観光客が絶賛する「日本で最高の寿司屋」で激論
海外掲示板redditのフードカテゴリに投稿されていた、「西麻布の『すし匠 まさ』がもしかしたら日本で最高の寿司屋かもしれない」というスレッド。
30枚にわたる写真つきで様々な寿司ネタや店内の様子、職人の細やかな技術などを熱心に紹介しており、本場の寿司に興味津々な外国人たちが寿司の値段やお気に入りのお店について熱い議論を交わしていたようだ。
■この投稿に対する外国人の反応
「これで大体いくらくらいかかったの？」
（投稿者）「一人あたり大体300ドル（約32,000円）くらいかな。僕にとってはそれだけの価値があったよ。」
「まったくと言っていいほどその価値はある。運のいいやつめ。」
「高いけど見た目はすっごくいいね！」
「ハイエンドな食品にはハイエンドな価格がつきもの。」
「寿司は大好きだけどこういうところに入るのは躊躇しちゃうね。文字通りシェフが目の前にいる状況で、攻撃的なことを言ってしまったり侮辱してしまうんじゃないかと思うと気が気じゃないよ。こういう場所での特別なエチケットってあるの？」
（投稿者）「シェフはみんなフレンドリーだし、少しは英語を喋れるよ。ヘッドシェフ（大将）の岡正勝さんが直接お皿を運んできてくれて、わさびをつけるものとそうじゃないものを教えてくれる。彼は、僕らがあまりにも多く写真を撮るので笑っていたよ。他のシェフは料理の中身について説明してくれる。それから魚の名前が書かれた写真も置いてあるけど、全部日本語で書いてあったよ。」
「こういうところでもの凄く美味しいネタが出てきたら、お代わりするのってどう思われる？粗野なガイジンだなんて笑われないかな？」
（投稿者）「僕は全部の料理を楽しんでいたからお代わりのことは考えなかったなぁ。今思うとあの時は食事をしていたのか、岡さんが仕込みをするテクニックに魅了されていたのかはっきりとしないよ。」
「まじめな質問：韓国の留学生から聞いたんだけど、アボカドってとっても貴重で高価らしいじゃん？アメリカではほとんどの寿司ネタにアボカドが使われているくらいだけど、その話って本当？だとしたらアボカドの代わりに何を使ってるの？アホな質問だってわかってるけど、気になるなぁ」
「ほとんど魚だよ。投稿された写真を見ればわかるけどほぼ魚で、あとは少量のお米。残念ながら向こうにはアボカドマンゴーピーナッツバターシラチャーロール（※欧米で人気の巻き寿司）なんてものは無いんだよ。」
「これが日本で最高の寿司だって！？ ただのお金のかかった自慢だよ。細かくカッティングされていたら味がよくなるの？お店の雰囲気やロケーションが味に影響するの？ 市街地の中心部で手に入れた鮮魚が本当に美味しいと思うの？ もしくはバカバカしくなるほど高額な代金を請求されたから？キミのその自慢の基準がどこにあるのかがわからない」
「僕はこういうお店には一度も入ったことはないけど、確かに高価だよな。日本の『食べログ』をざっと見たけど、このお店のレーティングは3.59だった、つまり、美味しいけどそれほどまでじゃないってこと。恐らく多くの人のベスト10に入る『鮨さいとう』は4.54だったよ。」
「沖縄の屋久島（※屋久島は鹿児島県ですが沖縄と勘違いしている）で食べた寿司が最高だったな。すごくシンプルで素朴なお寿司だったけど、大将がその辺じゃ唯一英語を話せる人物で良かったよ。東京や大阪で食べたファンシーな寿司は比べ物にならないね」
「ここに載っているほとんどのものがわからないけど、もしチャンスがあるなら恐れずに一度は食べてみたいな。最悪の場合嫌いになるかもしれないけどそれは大きな問題じゃない。」
「去年の8月にはじめての日本旅行で西麻布に行ったんだよ！その時にこのお店を知ってたらなぁ」
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■外国人が語っていた『すし匠 まさ』はこんなお店
外国人たちがアツく語っていた『すし匠 まさ』は、六本木から徒歩10分ほどのところにある寿司の名店。大将の岡正勝さんが握る寿司は絶品で、中でも塩とタレでいただく穴子づくしは絶対に食べておくべきオススメメニューだそうだ。
参照元：reddit
（翻訳・文／しらべぇ編集部・びやじま）
