会社で「この人さえ辞めれば…」と思われる人の特徴とは
仕事をしていれば、たくさんの人と関わる。中には、気に食わない人もいるだろう。会社でのトラブルは、人間関係が大半を占めるといってもいい。
そんな思いを抱きながら働いている人は、どのくらいいるのか? アンケート調査を行なったところ約4割の人が該当した。
では、どんな人が「辞めればいいのに」と思われているのだろう。調査の結果から、その特徴が明らかとなった。
■パワハラ上司はどこにでも…
会社でのパワハラ、モラハラがたびたび問題になっているが、まだ対策ができていないところも多い。
「仕事はできるがパワハラが多く、他人をうつ病におとしいれる人」(女性20代)
続いて、一番多かった回答がこちらだ。パワハラ、モラハラにつながる性格だとわかる。
「自己中心的な人」(男性20代)
このような人が幅を利かせる会社は、悪循環が続く。
「新しく人が入ってきても、その人が原因でみんな辞めてしまう」(女性30代)
人材の育成ができないままどんどん採用者が辞めていけば、会社にとっても大きな損害のはずなのだが…。
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■「空気を読め」は会社でも…
空気を読むスキルは、ビジネスマンには必須のようだ。
「コミュ障で空気を読めない人は仕事もできない」(女性20代)
独創性よりも、協調性が求められているところもあるだろう。
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■「女の敵は女」は本当だった!?
「女の敵は女」とよく言われるが、女性社員の敵はやはりこの人。
「お局様」(女性20代)
また、女性社員の中ではとくに多いであろう次のタイプも挙げられた。
「うわさ好き」(女性40代)
あることないことを社内に広められたら、たまったものではない。
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■ゴマすりだけで出世するのはいつの世も
上司にゴマをすって昇進をする人は、いつの時代にもいる。
「実力がないのにゴマすりはうまいので昇進し、実務能力が伴わず現場を混乱させる」(男性30代)
その結果、実力が伴わずに次のような上司が生まれるのだろうか?
「仕事をしないくせに偉そうな上司」(女性20代)
こちらも、会社の悪循環と言えるだろう。ひいきをせずに、実力での判断が求められる。
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■「待ちの姿勢はダメだ」→「勝手に動くな!」
会社は組織で動いているために、ひとりで仕事を進めると批判の対象になりかねない。
「自分勝手に仕事をする人」(男性40代)
しかしながら、言われるがままに仕事をするだけではいけない。
「自分で仕事を見つける気がなく、すべて聞いてくる人」(女性30代)
上司であっても、微妙なさじ加減が求められるのである。
「我が強くて自説を曲げない、頑固者の上司」(男性60代)
ワンマンでは嫌われるが、頼れない人も嫌われる傾向がある。
「意見がはっきりしない上司」(女性30代)
会社では、絶妙な空気を読む力が必要なのだろう。
■年寄りは会社に必要ないのか?
中には、こんな人たちにも辞めてほしいという意見が…。
「じじい、ばばあ」(男性40代)
「おばちゃん」(女性20代)
きっと複雑な背景があるのだろうが、自分もそのうち歳をとるのを忘れないでほしい。
さらには、こんなつわものも!
「会社に借金して、パチンコに行く役職者」(男性30代)
小さな理由で嫌いな人を排除できたとしても、新たに苦手な人が入ってくる可能性だってある。他人の悪い部分に目を向けたら、きりがない。自分の見方を変えるのが一番の解決法だろう。
ただパワハラをするような上司は、もちろんもってのほかであるが。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代会社員・アルバイト・パートの男女671名(有効回答数)