GW中に仕事をして平日に休みたい？職業別で考えの差が顕著に

4月も中盤に入り、ゴールデンウィーク（GW）の足音が聞こえ始めている。ホテルの予約状況をみると、観光名所周辺の空室は少なくなっており、これから部屋を確保するのはきわめて困難な状況だ。

大型連休は一般に多くの人が休暇を取るだけに、公共交通機関やレジャー施設などは人でごった返すもの。窮屈に感じる人も多く、中には「GW中に仕事をして平日に休みたい」と考えている人もいるとか。

■GW中に仕事をして平日に休みたい？

そこでしらべぇ編集部では全国の有職者864名を対象に調査を実施した。

結果、約3割が「GWは仕事をして平日に休みたい」と考えていることが判明。人混みを嫌い、「仕事をしてるほうがマシ」と考えている人は確実に存在しているようだ。

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■職業別で見てみると…

次に、職業別で見てみよう。

不定休と思われる自由業、自営業の割合が高く、土日休みが多い公務員がもっとも低い割合となっている。このデータをみるかぎり、「平日休みのよさを知っている人」ほど、長期休暇中に働くことをいとわず、そのぶん平日にゆっくりと休みたいと思っているようだ。

一方、土日にきっちり休んでいる人は、逆の考え方をしている模様。職業によって、意識の差がくっきりと出ていることがわかった。

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■それぞれの意見を聞いてみると

GWに働くことの是非について、それぞれの意見を聞いてみた。

平日休みのよさを知っている人も、楽しんでいる人をみると複雑な気分になることは間違いないよう。五月頭、休みを満喫する人も、その期間働いている人のおかげで楽しめているということを、肝に銘じる必要があるのかもしれない。

（取材・文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年3月18日～2016年3月22日
対象：全国20代～60代の有職者864名（有効回答数）