クラスの「問題児」はどうなった?その後の人生を調査
どんなクラスにも、「問題児」と呼ばれる素行不良の生徒がいるもの。気の弱い生徒にしてみれば「なるべく関わりたくない存在」かもしれないが、怖いもの見たさで彼らがその後どうなったかを、知りたい人もいるかもしれない。
では、学生時代、クラスで問題児だった人は、その後の人生をどう歩んだのだろうか? しらべぇでは全国の20代~60代の男女に調査を行なった。
①更生した
「堅実に結婚をし、家庭を築いている。 社会的責任を十分に果たしているように感じる」(40代・男性)
「恋をしたら、自然と性格や行動も落ち着くようになって、今は結婚をして幸せに暮らしています」(20代・女性)
「まさかの中学校の教師になっていて唖然!!」(20代・女性)
年をとるにつれて、更生する人は多いようだ。思春期のホルモンバランスが、すべての悪行の原因なのだろうか。
②むしろもっとワルになった
「ボクサーの資格を取ったがケンカして今は 鑑別所です」(30代・男性)
「繁華街で反社会勢力の一員として働いてる」(30代・男性)
「チンピラを経て、ドラッグをやって捕まって刑務所から出てきた。その後にまたドラッグをやっているところを警察に見つかり逃げて事故って今現在首から下が動かず寝たきりの状態」(30代・男性)
一方、そのまま本格的に悪の道へ突入してしまう人もいる様子。中には「高校卒業から今日まで収監累積10年」(30代・男性)という、刑務所にいた年数まで答える回答も。
③立身出世した
「東大を出て大手重工会社の部長かな」(50代・男性)
「青年実業家になり、雑誌にも掲載されたオムライスのお店を4店も経営している」(60代・女性)
「大工の棟梁」(40代・男性)
一方、矢沢永吉ならぬ「成り上がり」を見せる人も。
暴走族などでは、リーダー格の人は高い統率力が必要とされる一面もある。そんな能力が、ビジネスでも役に立ったようだ。
④とてもとても普通の人になった
「不良少女が夢のようなほど普通の奥さんになって、今では料理教室をしている」(40代・女性)
「ホストなどに行ったあと、普通に働いているらしい」(20代・男性)
「何事もなかったように普通の人生。窓ガラス割りまくっていたやつとは思えない」(40代・男性)
更生するだけでなく、より「普通」な、模範的な人になってしまう人も。一般的に元ヤンの人には、どことなくその雰囲気が漂わせてしまうものだが、うまく隠してしまうのだろうか?
⑤若くして亡くなった
「ヤクザのチンピラになって抗争時に死んだ。もうひとりは、薬物の過剰摂取で死んだ」(40代・男性)
「原付バイク2人乗りで事故死」(20代・女性)
少数であったが、こんな回答も。売られた喧嘩を買いすぎたり、無茶な行動をしてしまったようだ。変わった人も変わらない人も、自分にとって幸せな人生を送れていることを願うばかりだ。
・あわせて読みたい→小学校のクラスで一番頭がよかった人は結局、何になってる?
(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代のクラスに問題児がいた男女139名(有効回答数)