「学園のマドンナ」は悲しい人生を送りやすい?調査した結果…
学生時代、学校中で有名な生徒はいなかっただろうか?
不良であることもあれば、秀才、スポーツの天才であることもある。そのような生徒の中でも、「学園のマドンナ」と呼ばれる女子生徒が稀に存在し、アイドルであるかのような扱いを受けたものだ。
しかし、「美人薄命」という言葉があるように、見た目に秀でていても幸せになれるとは限らない。しらべぇ編集部では日本全国にいる「学園のマドンナ」のその後の人生を調査した。
①未だにモテモテ
「順風満帆に保母さんになった。今では子供たちはもちろん、お父さんたちに大人気」(30代・女性)
「幸せな結婚をしたせいか、今でも若々しい。同窓会でモテモテです」(50代・女性)
「同窓会が数年前にあったけど、円満な家庭を築いているみたいだった」(30代・男性)
年老いてもなお、魅力を保ち、今いる環境でモテ続けている人もいるらしい。ただ、これは全体の中でも少ない回答数であった。
②面影はなく…
「高校に上がり、いじめにあい太ってしまった」(20代・女性)
「清楚だったのに、すっかりビッチで有名になっちゃった」(20代・男性)
「子どもが生まれぶくぶく肥った」(40代・男性)
「普通のおばさん(おばあさん)になってしまった」(60代・女性)
対して、一番多かったのは「見る影もない」というもの。人間、やはり老化には勝てないらしく、多くの人から「再会→ちょっと失望」の意見が寄せられた。
もっとも、失望した側も相応に老けているはずであり、自分だけキツく言われるのは、マドンナ側も理不尽であろう。
③美貌を活かした?職業に
「アイドルか水商売をやっていると思う」(20代・男性)
「きれいだからこそと思うが銀座のホステス 」(50代・女性)
「愛人経験を経てインテリア会社の社長になってます」(50代・男性)
芸能関係や高級店での水商売、あるいは愛人など、美貌を必要とされる職業についた人も。
④少なくない、思わぬ不幸な人生
「今でも自分は綺麗でいなければならないと思い込み『整形したい』が口癖。実際に何度も整形済みで、顔が不自然にゆがんでしまっている」(40代・女性)
「中高のマドンナはCAになりパイロットと結婚、でも家庭に入らず出世した。しかし、夫が社外の人と浮気し子供ができて離婚。子なしバツイチになり、気が付けば40過ぎで子供は無理な年齢になっていた。『1人は気楽』が空しく聞こえる今、昔の面影は全くない」(60代・女性)
「芸能界を目指し、進学しなかった子がいました。クイズ番組でアシスタントするも目が出ず、かなり年上の人と20代半ばで結婚。ビー玉みたいにデカいダイヤモンドの婚約指輪をひけらかしていましたが、夫が逮捕され離婚→再婚。
次の夫もかなり年上で、数年後に寝たきりになると待ってましたとばかりに同い年の息子と不倫、未亡人になった数か月後に息子の子を出産し3度目の結婚。その後、音信不通になり行方知れずになってます」(60代・女性)
回答の中で少なからず目立ったのは「幸せには見えない人生を送っている」というものだった。美人だと多くの男性に目をつけられやすい。その結果、問題をかかえた男性と、押されるままに恋に落ちてしまったのだろうか?
いずれにせよ、憧れの存在が暗い人生を送っているとはなんとも悲しいことである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の「学園のマドンナ」と呼ばれる人が学校にいた男女86名(有効回答数)