公衆トイレでの大便後のニオイ…消臭対策をよくする人の特徴
公衆トイレで大便をすると、臭いが気になる。次に利用をする人のことを考えると、「このまま出ては申し訳ない」と考える律義な人もいるだろう。
しかし実際に対策をするのはむずかしく、急いでその場を立ち去る人がほとんど。
しらべぇ編集部が「公衆トイレでうんちをした後に、なにか消臭対策をしている」か調査をしても、全体でも10.1%と少ない結果だ。
■トイレ後の消臭を気にする世代が判明
男女別では、女性のほうが消臭対策をしている人が多い。 女性の場合、次の人への気遣いと同時に恥ずかしさもあるだろう。できることなら、いい臭いを残してトイレを出たいが、人間の体はそのようにできていない。
さらに男女の年代別でみると、特定の年代がトイレ後の消臭の意識が高いことが判明! 多かったのは、40・50代女性で約2割。また男性でも40代が多く、このあたりの世代がトイレの臭いに敏感だと考えられる。
ストレスなどでおなかの調子も安定せず、公衆トイレで大便をする機会も多くなる世代なのだろうか…? そうであれば、消臭対策をするようになる人が多いのも不思議ではないが。
■経営者は消臭をする傾向に?
職業別では、ふたつの職業で大きな差が見られた。 経営者/会社役員では、約2割と高い結果に。会社経営では取引先へ出向くことも多く、外のトイレを利用する頻度も高そうだ。
「取引先のトイレならなおさらきれいに使おう」との思いが働き、消臭をするようになった人もいるのかも。
一方、一番少ないのは公務員で2.6%。公務員は仕事内容によるが、内勤の人が多い。自分の会社のトイレであれば慣れてしまって、臭いが気にならないのも理解ができる。
■誰のために消臭をするのか?
では、トイレの消臭対策とは具体的にどのようなものがあるのだろう? 消臭対策をしていると答えた40代女性に取材をすると、こんな答えが。
やはり後に使う人のためよりも、自分の気持ちの問題が大きいようだ。
公衆トイレではマナーを守り、お互いに気持ちよく使いたいもの。消臭対策はそんな気持ちと、人間の羞耻心が生み出したものなのかもしれない。
・あわせて読みたい→トイレを綺麗にしている人は7割!成功者ほど綺麗にしていた
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年2月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)