公衆トイレでの大便後のニオイ…消臭対策をよくする人の特徴

2016/05/08 05:00

トイレ消臭
©ぱくたそ

公衆トイレで大便をすると、臭いが気になる。次に利用をする人のことを考えると、「このまま出ては申し訳ない」と考える律義な人もいるだろう。

しかし実際に対策をするのはむずかしく、急いでその場を立ち去る人がほとんど。

しらべぇ編集部が「公衆トイレでうんちをした後に、なにか消臭対策をしている」か調査をしても、全体でも10.1%と少ない結果だ。


■トイレ後の消臭を気にする世代が判明

男女別では、女性のほうが消臭対策をしている人が多い消臭男女別グラフ 女性の場合、次の人への気遣いと同時に恥ずかしさもあるだろう。できることなら、いい臭いを残してトイレを出たいが、人間の体はそのようにできていない。

さらに男女の年代別でみると、特定の年代がトイレ後の消臭の意識が高いことが判明! 消臭男女年齢別グラフ 多かったのは、40・50代女性で約2割。また男性でも40代が多く、このあたりの世代がトイレの臭いに敏感だと考えられる。

ストレスなどでおなかの調子も安定せず、公衆トイレで大便をする機会も多くなる世代なのだろうか…? そうであれば、消臭対策をするようになる人が多いのも不思議ではないが。


■経営者は消臭をする傾向に?

職業別では、ふたつの職業で大きな差が見られた。 消臭職業別グラフ 経営者/会社役員では、約2割と高い結果に。会社経営では取引先へ出向くことも多く、外のトイレを利用する頻度も高そうだ。

「取引先のトイレならなおさらきれいに使おう」との思いが働き、消臭をするようになった人もいるのかも。

一方、一番少ないのは公務員で2.6%。公務員は仕事内容によるが、内勤の人が多い。自分の会社のトイレであれば慣れてしまって、臭いが気にならないのも理解ができる。


■誰のために消臭をするのか?

では、トイレの消臭対策とは具体的にどのようなものがあるのだろう? 消臭対策をしていると答えた40代女性に取材をすると、こんな答えが。

携帯用の消臭スプレーを持ち歩いて、トイレの後に使用しています。すべての臭いが消えるわけではありませんが、『このまま出て、臭いと思われたらどうしよう!』って気持ちを和らげられるので」

やはり後に使う人のためよりも、自分の気持ちの問題が大きいようだ。


公衆トイレではマナーを守り、お互いに気持ちよく使いたいもの。消臭対策はそんな気持ちと、人間の羞耻心が生み出したものなのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック


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方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年4月22日~2016年2月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)

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