岡崎体育の「MUSIC VIDEO」がYoutubeで約200万再生達成

ネット通販サイトAmazonではすでに予約受付が開始されている

2016/05/09 11:30


岡崎体育

先日しらべぇでお伝えした、MVに対して比重を置きすぎる今の音楽業界に対して、衝撃的な問題提起をするアーティスト・岡崎体育のミュージックビデオ『MUSIC VIDEO』が話題になっている。

MVの内容としては「カメラ目線で歩きながら歌う」「急に横からメンバー出てくる」「仲いい人とかお世話になってる人を別撮りで踊らせる」

…といった、ミュージックビデオにおける「あるある」なシーンを一つの曲としてまとめたものなのだが、それがネットでウケてYoutubeでは、約
200万回再生を達成したようだ。


■ユーモラスなMVに定評

確かな歌唱力と一度見たら忘れられないような強烈なインパクトを放つ外見が特徴の岡崎体育さん。

過去にも『鴨川等間隔』や『FRIENDS』といった個性的なMVをリリースしており、明るい曲調の中にもちょっとした切なさやシュールさが混じっているのが特徴だ。

長年、Just 10minutes TVの自主制作アニメ『寿司くん』のオープニングソングを担当するなどノリとテンポの良さには定評がある。


■ミュージックビデオあるある

現在170万回以上再生されている『MUSIC VIDEO』の内容を詳しく説明すると、「二分割で男女を歩かせて最終的に出会わせる」「外でギター弾いてるけど、電源は引いてない」「オシャレな夜の街写しとけ、光も適当にぼかしとけ」などと、とにかくどこかで見たようなシーンのオンパレード。

長い年月をかけて進化してきたMVというジャンルの中でも格別の「あるある」だらけで構成されているのだ。

さらに後半では「何らかのテーマを持った 何だかのキャラクター」「な、何のメッセージ性やこれ」といった、難解すぎてアピールに失敗している演出も交えてくるから笑える。


■メタネタは隠れた人気?

ところで、アニメ業界にも似たような例は存在するらしい。2013年に放送された『てさぐれ!部活もの』というアニメのOP『Stand Up!!!!』では、歌詞がオープニング映像の内容をそのまま説明している(しかもありがち)というメタフィクション要素が話題になった。

何事も「様式美」が定まってくるとそれを茶化すものが現れるように、今映像業界ではメタネタがホットなのかもしれない。


■メジャーリリース目前

そんな岡崎体育さんは5/18にメジャーデビューアルバムとなる『BASIN TECHNO』をリリースする。いつも着ているフーディーの謎がやっと解けたぜ…。


ネット通販サイトAmazonではすでに予約受付が開始されているので、MVを見て岡崎体育さんに興味を持った方は是非。ちなみに記者(私)は予約済みだ。


(文/しらべぇ編集部・びやじま

あるある音楽動画取材MV
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