美容師と話したくない人に共通する意外な過去とは
美容室での悩みのひとつは「美容師との会話」だろう。
初対面の人に髪を切ってもらうことも多く、1時間以上接することも珍しくない。コミュニケーション能力に自信のない人や、人見知りの人には苦しい時間になりがちだ。
■4割以上の人が「美容師と話したくない!」と回答
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女947名に調査を行なったところ、「美容室で美容師と正直話したくない」と答えたのは41.4%。
やはり、日本人の「初対面の人との弱さ」は否めないようだ。
■美容師への接し方から客の暗い過去がわかる?
では、具体的にどんな人が「話したくない」と考えているのだろうか? さらに調査を進めた結果、「交際経験がない」「学生時代、いじめを受けた経験がある」と答えた人の中に、該当者が多い傾向がわかった。
美容室では、異性の美容師に担当してもらう機会も多い。髪を触られると、人並み以上に緊張してしまうのだろうか。いじめ被害経験に関しても、人間関係に少なからず影響を及ぼしていそうだ。
■意外な本音も? でも悪用は…
しかし、そんな奥手な客層にも意外な特徴が。ナンパ経験者の女性に限定した時、「ナンパされるのは嬉しい」と答えた人ほど、「美容師と話したくない」と答えているのだ。
親しくない人と接するにあたって、相反するこれらのデータ。もしかすると、「知らない人と話すのは苦手だけど、でも女性として評価されることに関してはまんざらでもない」という心理が働いているのだろうか?
もっとも、しらべぇの過去の取材では、「美容師にナンパされること」に強い嫌悪感を感じている人も多いことがわかっている。やはり、女性心理は複雑で難しいようだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)
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【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の美容室に行ったことがある男女947名(有効回答数)