日本中がブチ切れ!納得のいかない「手数料」3選
「チリも積もれば山となる」とも言われるが、お金については「無駄な出費は1円だってしたくない」という人も少なくないはず。
しかし、ときには「納得のいかない出費」もあるのが世の常。さまざまな「手数料」もそのひとつだろう。
①銀行の引き出し手数料
土日や平日の21時以降など、ATMを利用する際に手数料がかかる銀行は少なくない。「自分のお金なのに…」と感じていても、急遽入用になって泣く泣く支払う…そんな経験をした人は多いはず。
実際、しらべぇの調査では専業主婦(夫)のおよそ3人に2人が「営業時間外にかかる手数料にムカつく」と回答している。発泡酒1本飲めるのに…などと思うのだろうか?
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②東京を中心に存在する慣習「賃貸物件の更新手数料」
賃貸物件の契約更新の際に、一部地域では「更新料」と「更新手数料」が不動産会社に請求されることがある。「これからまた2年住むのに、なぜ余分に取る!?」との声も多い。
しらべぇの調査では、およそ半分の人が「更新手数料は更新料との二重搾取だ!」と感じていることがわかっている。
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③ライブチケットの何種類もある手数料
コンビニでライブや演劇のチケットを発券したことのある人は少なくないだろう。昔に比べると便利になったが、一方で複数存在する手数料に疑問を感じ始めている人は少なくないようだ。
場合によっては「発券手数料」「システム利用料」「決済手数料」「先行販売手数料」……などが重なり、チケット1枚で1000円の出費になることも……!
しかし、音楽業界に詳しい男性(30代)に聞いたところ…
「日本は大手のプレイガイドと言われるようなチケット業者が、実質大手3社の独占で既得権益を独占してるので、競争がほぼ生まれない」
とのこと。今後すぐに安くなることはなさそうだ。
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こうした声がもっと大きくなれば、「利用そのものを控える」ことにも繋がりかねない。銀行であれば他の銀行へ変える、ライブチケットであればそもそもライブに行かなくなる……などのように。
顧客に心から愛されるビジネスを作るのはたしかに大変であるが、できればもっとストレスのない利用ができるように、サービスが改善されると望ましい。
(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)