「早く結婚しなさい」と親から言われる年齢 男女で違いが
親は子供の将来を誰よりも心配している。年頃の息子・娘がまだ独り身でいると、「早く結婚しなさい!」「孫の顔を見せて」と言いたくなるものだ。子供にとって、それはプレッシャーかもしれないが。
しらべぇ編集部では、親に結婚のことを言われだす年齢はいつごろなのかを調査してみることに。
■「早く結婚しなさい!」 男女で言われる時期が違うと明らかに
すると、「早く結婚しなさい」と親から言われ始めた男女の平均年齢は、男性28.3歳、女性25.4歳だと明らかに。
女性のほうが結婚を急かされる傾向があるとわかる。一昔前であれば、「25歳で結婚できなかったら、売れ残り」などと女性はレッテルを貼られていたとか。
年代別で比較してみても、この平均値とほとんど変わらなかった。結婚する平均年齢が遅くなっているとも言われるが、親がプレッシャーをかけるタイミングは今も昔もあまり変わらないようだ。
■未婚女性の意見「今が楽しければそれでいい!」
編集部では、未婚の25歳女性に結婚についてどう考えているのか、話を聞いてみた。
「今が楽しいので無理に結婚はしなくていいと思います。親には、『そんなこと言ってる間に年をとるわよ』とか言われるけど、そもそも結婚しても幸せとは限らない。
いい人がいれば結婚してもいいかなって感じですね。今は出会いもありませんが…」
親は子供の将来に焦りを見せるが、当の子供は結婚ができない現状をそれほど問題視しない人もいる。
■なぜ結婚ができないのか…友達の多さが関係!?
親の期待に応えられず、いまだに結婚できない人の原因はなんであろうか。調査の結果、その答えが判明した。
ご覧のように、友達が少ない人ほど結婚できずにいる人が多いのである。人脈が少なく、異性と出会う場があまりないのかもしれない。まずは外に出て、人との交流を深めるところから始めるべきであろう。
とはいえ、親のプレッシャーで焦って結婚しても、幸せになれるかはわからない。結婚にふさわしい相手なのか、しっかり見極める必要がある。
もし、現在進行形で親に急かされているのであれば、慎重に考えてみてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:「早く結婚しなさい」と親に言われたことがある全国20代~60代の男女297名(有効回答数)