花屋さんに聞いた!植物を枯らしてしまう人の傾向と対策
近年、花や観葉植物などを部屋において、インテリアとして楽しむ人が増えている。そんな中、育てようとしてもすぐに植物を枯らしてしまう人がいるらしい。
実際にしらべぇが行なった調査でも、「花を育ててもすぐに枯らしてしまうほうだ」と答えた割合は32.2%もいたのだ。
そんな残念な人が植物を上手に育てるには、どうしたらいいのか。編集部は、花屋に務める30代の女性に話を聞いてみた。
■植物への気づかい…できてる?
Q.すぐに植物を枯らしてしまう人がいますが、原因はありますか?
「単純に考えると、水をあげたり日光に当てたりという植物への気づかいが、うまくできていないのかもしれませんね。
水や日光、風通しなど、植物にはそれぞれ好みがあります。それが極端に多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけません。まずは、ひとつの植物をいつも目にとまるところに置いて、よく観察してみてはどうでしょうか」
Q.観葉植物は放置していても大丈夫なのでしょうか?
「まったくそんなことはありません。先ほども言いましたが、植物にはそれぞれの特徴がありますし、観葉植物も生きています。『育てる』という考えを持ってください。
今は観葉植物もインテリアの一部としか見ていない人もいるようで、そういう人は枯らしてしまうのかも」
■植物を枯らしてしまう人に見られる傾向
Q.植物をよく枯らす人には、他に何が足りないのでしょう?
「お花だったらまず、お店に並んでいるときに『きれい』だと思って買うわけじゃないですか。すぐ枯らしてしまう人の中でも飽きっぽいタイプの人は、買ったときに感動が終わってしまうんでしょうね。
だから、そもそも育てる気がない人や飽きっぽい人は、植物を買うのに向いていません。あとは、神経質すぎる人もですかね。水をむやみにあげすぎても、枯らしてしまいますから。
それでも育てたいなら、まずその植物のことをよく知るために観察してみたらいいと思います」
植物を育てたい気持ちがあるのに、いつも枯らしてしまう。その傾向にある人は、こうしたことを見直してみてはどうだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)