野球場やホテルの自販機はボッタクリ?ヘビーユーザーが激怒
全国的に気温が上昇し、25度以上の夏日となることも増えてきた。レジャー施設や野球場などでは、盛んに「気温が上昇しておりますのでこまめに水分補給を行うなど体調管理に務めるようお願い致します」とアナウンスされる。
しかし、いざ自動販売機で飲料を買おうとすると、その高額な設定に驚く。横浜スタジアムを例にあげると、ペットボトルはすべて50円高い200円。
通常の自販機では安価に設定される「いろはす炭酸水」ですら同一金額となっており、渋々高い金額で買っている人が多い。これでは、水分補給を促して金を儲けようとしているとの疑念を持たれても仕方がない。
■高額な自販機に不満を持つ人は6割
このような「高額自販機」に不満を持っている人は多いのではないだろうか? そこでしらべぇ編集部では全国の男女に「レジャー施設や野球場の高額な自販機はボッタクリだと思うか」聞いてみた。
結果、6割が「思う」と回答。これだけ不満が多いにもかかわらず、現状の料金設定を改めない理由はわかっていないが、施設内に設置されている飲食店や売店の使用を促すためとする説が有力。
野球場の場合ビールやジュースの売り子もおり、そちらに金を落としてくれたほうが収益があがると考えているのだろう。しかし、熱中症対策などの観点や、サービスという視点で見た場合、かなり不親切にも思える。
■不満に思っている人の意見は…
高額な自販機に不満を持っている人に話を聞くと…
「熱中症に気をつけろといいながら、飲料をあんな高い値段で売りつけるのは、 意味がわかりません。
横浜スタジアムの場合、周辺の自販機まで距離があるので、そこまで歩くのも面倒になるのでついつい球場内で買っていますが、やっぱり納得がいきません。そんなことで収益をあげようなんて、姑息です」(40代男性)
不満の多い高額自販機。設定を見なおす時期にきているのかもしれない。
・合わせて読みたい→「ライブチケットの手数料高すぎ!」とカネなし高校生が激怒
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)