ツイッターで有名人に恋愛相談しているのはどんな人?
芸能人に直接コンタクトを取ることができるTwitter。最近では、一般人からのお悩み相談に答えてくれる人もいるが、実際にTwitterで有名人に恋愛相談をしたことがある人はどれくらいいるのだろうか?
■12人に1人が恋愛相談済み!
しらべぇ編集部が調査を行ったところ、「有名人に恋愛相談をしたことがある」と答えたのは全体の7.8%。
また、男女・年代別に見ると、30代男性が5人に1人程度でもっとも多いことがわかった。恋愛相談だけでこの数値ということは、人生相談などを含めるともっと多くなるのかも。
■◯◯が高くて身内に相談できない?!
さらにアンケート結果を掘り下げると、「先生と呼ばれるような職業に就いている」「若いころヤンキーだった自覚がある」人たちは、「Twitterで恋愛相談をしたことがある」と答えた割合が、そうでない人と比べて断然高いことが分かった。
先生と呼ばれるような人は、人の上に立つ機会が多いことから、プライドが高い傾向にある。また、元ヤンキーのプライドは、他人に本音を打ち明けることを邪魔するかもしれない。
身近な人に相談するのは恥ずかしいという心理から、匿名で相談できるTwitterという手段に頼る傾向があるのではないだろうか。
■相談に乗ってくれる有名人って?
では、どういった人たちが「姿なき声」の恋愛相談に乗ってくれるのだろうか?
まず有名どころでは、作家の志茂田景樹氏が、独特の柔らかい言葉で老若男女のさまざまな質問に答えている。相談内容は、生き方から子育て・転職まで多岐にわたり、恋愛相談への回答も親身で具体的だ。
Twitterにおける恋愛相談のメンター的存在なのが、DJあおい氏。「謎の主婦」を名乗っており、今年に入ってすでに3冊の著作を立て続けに出版しているほどの人気ぶりだ。
また、ライターのトイアンナ氏は、豊富なビジネス経験をもとにキャリア女性の悩みに回答。『妖怪男ウォッチ』という名のブログで有名なぱぷりこ氏も、アラサー女性たちへ切れ味鋭いアドバイスを行なってる。
■「捨てアカウント」を利用する相談者たち
志茂田氏やDJあおい氏への送り主の中には、恋愛相談のために開設されたとおぼしきアカウントが少なくない。
有名人に恋愛相談をする場合、個人が特定できる内容をつぶやいている普段使いのアカウントでは、周囲の人のみならず、片思いの相手にも相談内容を知られてしまうリスクがある。
そのため、このような場合は「捨てアカ」と呼ばれるその場しのぎのアカウントで相談するケースが多いようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・原田真帆)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:Twitterを利用している全国20代~60代の男女399名(有効回答数)