実際どうだった?「伊勢志摩サミット」の影響あれこれ

2016/05/28 11:00

画像は「伊勢志摩サミット」公式Webサイトのスクリーンショット
※画像は「伊勢志摩サミット」公式Webサイトのスクリーンショット

5月26日・27日の日程で開催されたG7 「伊勢志摩サミット」が閉幕した。

サミットの開催地は、三重県・志摩半島の先端に浮かぶ「賢島」。開催に合わせ、東北から九州にかけての10都市でも関連会合が開かれた。

なお賢島は「離島」である。道路や鉄道も通じているが、本土との間にある海峡を渡る橋の手前にチェックポイントを設ければ警備がしやすいことから開催地に選ばれた事情があるようだ。

現地では、今月20日ごろから特別警備体制が敷かれ、期間中は賢島への近鉄電車が運休になるなど、地元の生活にも少なからぬ影響があった。


■広範囲に「サミットの影響」

ゴミ箱

厳重な警備は、現地のみならず東京などの大都市をはじめ国内各地でも見られた。



コインロッカーやゴミ箱が使用禁止になっている様子を見かけた人は多いことだろう。



遠く九州の福岡でも、コインロッカーは使えない。



東北・福島駅のコインロッカーも事情は同じ。使えないと困る人がいるのは当然だが、国のメンツがかかっているとあっては致し方ないところだろうか。

山陰・鳥取県を走るローカル線「境線」(米子〜境港)では25日、わずか5人の乗客を乗せて1両で走る列車内に警察官が乗り込み警戒に当たっていた。まさに「こんなところまで」といった状況である。


https://twitter.com/casshan2/status/735818084578037760


テロを警戒して、国内で最も高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に入る百貨店は、2日間にわたり休業を余儀なくされた。


■影響があった人の割合は?

グラフ

アンケートサイト「マインドソナー」を用いての調査によると、「伊勢志摩サミットが普段の生活に影響を及ぼした」という人の割合は約14%。

程度は人それぞれであろうが、この数値を大きいと見るか小さいと見るかは意見の分かれるところだろう。

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(文/しらべぇ編集部・前田昌宏

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