死なないだけじゃない!たまごっちの進化がここまで来た
20年前に発売開始され、爆発的ブームを巻き起こしたたまごっち。並んでまで買った、子供のたまごっちのお世話をさせられた…なんて思い出のある人も多いのではないだろうか。
そんなたまごっちは今どうなっているのか。しらべぇ編集部は調べてみた。
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■2009年には死なないたまごっちに
20代後半以降の人からすると、たまごっち=放っておくと死ぬもの。「ピーーー」という音が軽くトラウマになっている人もいるのでは。
ところが2009年に発売された「Tamagotchi iD」以降は死ぬのではなく、拗ねて書き置きを残して家出。これにはネット上でも「死なないたまごっちはたまごっちじゃない」「何回殺したかわからない」といった反応が多い。
実際に昔、初代たまごっちを持っていた人に話を聞くと、
「死なせたくないから、学校にこっそり持って行ってました。お世話をしないと死ぬというのが強烈に印象に残っています。たまごっちの一番大事な部分だった気がするのですが…」(30代女性)
と驚きの声が。
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■20周年の新作が!
驚きの変化をしていたたまごっち。じつは、今までにver.違いも含め34種類も発売されていると知っていただろうか。その間に画面がカラーになり、通信機能がつき…どんどん進化を続け、今年で20年。
そして20周年を記念した新商品「Tamagotchi m!x(たまごっちみくす)」が7月16日に発売される。キャッチコピーは「パパ似? ママ似? こんなたまごっち見たことない!」だ。
この新商品には、新しい機能「m!x」が搭載される。友達のたまごっちや店頭に設置される専用機体と通信することで、結婚&新しいたまごっちが誕生。m!xすると、両親であるたまごっち2匹それぞれの特徴を残したハーフの子が生まれる。
こうして代々引き継がれ、中には隔世遺伝のたまごっちも生まれるらしい…小さい子に隔世遺伝って、わかるのだろうか。
ちなみに「Melody m!x ver.」と「Spicy m!x ver.」があり、本体の柄と生まれるたまごっちが違う。1日よりいろいろなサイトで予約販売が始まったが、すでに完売のところも…恐るべし。
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■たまごっちデパート原宿はたまごっちの宝庫!
原宿駅前のたまごっちデパート行ってみると、いろいろなグッズが置いてある。かなりポップな色使いに、白黒画面しか知らない人からすると軽くカルチャーショックだろう。
店舗には現在の最新たまごっちである「TAMAGOTCHI 4U+」が置いてあり、実際に触ることができる。
昔の印象より分厚く、ずっしりしている(ボタン電池から単4電池になったため)。カラー画面に驚くが、それだけではない。
ダイエット中なのかご飯をあげると嫌々食べたり、注射が「いたわる」になっていたり…時代に合わせ、お世話内容も変わっている。
最近のたまごっちについて、店員さんに話を聞いてみると
「一番の違いはやはり家出ですね。放っておくとカートを引いて出て行ってしまいます。m!xがどうなるかは、まだ私たちも知りません。
たまごっちを育てるのが好きだった人は、次のm!xがオススメ。通信用の機体も置きますし、予約特典やポイントを貯めるともらえるランチボックスもあるので、是非たまごっちデパートに来てください!」
とのこと。話を聞いていると今すぐたまごっちが欲しくなるが、今販売中の4Uはタッチセンサー、m!xは赤外線通信と連携していないので要注意だ。
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