男の意見を優先？ 「妊娠は避けたいが避妊しない」女性が多すぎ
避妊に対する意識は…。
2016/06/12 17:00
妊娠を望んでいないかぎり、行為の際には避妊を徹底すべきだろう。とくに、妊娠した場合に心身ともに大きく変化する女性は、きちんと避妊するか否かが重要な問題になってくる。
■2人に1人は避妊なしH経験アリ
しらべぇ編集部が全国の20代から60代の性行為経験者の女性544名に「妊娠希望ではないのに避妊せずHをしたことがあるか」を調査した。その結果、「ある」と答えた人は驚くべきことに全体の半分以上であった。
健康な女性が避妊なしの行為で妊娠する確率は20～25％という説もあるため、「わざわざ避妊しなくても、そう簡単には妊娠しない」と考えている人が多いのだろうか？
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■30代～50代女性は避妊に楽観的？
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また、性年代別の結果では、30代から50代の女性の5割以上が「妊娠は避けたいが、避妊しない行為の経験がある」と回答している。
この年代の女性は、人によっては閉経が近づいていることもあり、「きっと妊娠しないだろう」と判断した可能性もある。ただ、自分では閉経したと思っていても、じつはまだ排卵が起こっていて思いがけず妊娠したという例もあるので、注意してほしい。
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■避妊に積極的ではない理由
確率は高くはなくとも、行為をしたからには妊娠の可能性はゼロではない。にも関わらず、なぜ避妊に疎い女性たちが存在するのだろうか。
「彼氏がコンドームをつけるとイケなくなると言うので、いつもつけずにしてしまう。ピルを飲もうかとも思ったが、なんとなく婦人科に行くのに抵抗があって実現できていない。
ただ、1年間まったく避妊していないのに妊娠しないので、案外平気なんじゃないかな？ と思っている自分もいる」（20代女性）
「自分から『コンドームつけて』とは言いにくいのもあって、避妊関係はすべて男性任せになっている。きちんと避妊してくれる男性だったら安心だけど、そうでない男性の場合もそのまま受け入れてしまっている」（30代女性）
行為をする上で、避妊は男女双方が考えるべき問題である。相手の要望や一時の快楽、最中のムードが壊れないかばかりを気にして、避妊をおろそかにしていた結果、望まぬ妊娠を招いてしまった……ということだけは避けたい。
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（取材・文／しらべぇ編集部・サ乙）
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年5月20日～2016年5月23日
対象：全国20代～60代の性行為経験者の女性544名（有効回答数）
（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
