生まれ変わっても配偶者と結婚したい?妻が「NO」の理由が深い
男女ともに恋をするとこの人こそが運命の相手だと思うゆえに、「生まれ変わっても一緒にいようね」なんてロマンティックな言葉をささやくこともあるだろう。
では実際に、運命の相手と結婚したであろう世の既婚者たちは、「現在の配偶者と生まれ変わっても一緒にいたい」と思っているのだろうか?
■「現在の配偶者と生まれ変わっても一緒にいたい人」は半数以下
全国20〜60代の結婚をしている男女748名に「生まれ変わっても現在の配偶者と結婚したいか」と聞いたところ、「はい」は46.3%となり半数に届かないという結果になった。
なんとも悲しい結果になったが、さらに性年代別で見ると明暗がはっきりと浮き彫りに。
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■50、60代になると女性は離婚したくなる?
男性は50代でわずかに下がるものの、どの年代においても50%前後と平均を保っている。一方で、女性は50代、60代で極端に下る結果に。
近年多くなっているという熟年離婚の原因は女性側にあるのかもしれない。
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■女性は生活環境に影響される?
なぜ女性はこんなにも変動が激しいのだろうか? しらべぇ取材班は、結婚をしている20〜50代の各年代の女性たちに「夫への気持ち」を聞いてみた。
①20代・Aさん(結婚6ヶ月/子供なし)
「結婚して半年ですが、毎朝目覚めて夫が横にいると『あぁ。幸せだな』と思います。この愛が冷めるなんて想像できません!」
②30代・Rさん(結婚7年目/3歳・6歳の子供ふたり)
「私は子育てが大変で年中走り回っているのに、夫は手伝いもせずに休日は家でゴロゴロ。夫というより大きな子供みたいで。
結婚当初は愛していたけれど、育児疲れなどで精神的にまいっているときは『結婚しなかったら…』なんて考えるときもあります」
③40代・Mさん(結婚18年目/15歳・17歳の子供ふたり)
「子供たちの手がかからなくなり、自分の時間が増えて気分転換ができるので、昔ほど夫に対してイライラすることは減りましたね…。
たまに夫婦で外食することも増えてきました。そんなときに出会った頃の思い出し『結婚して良かったな』としんみりします」
④50代・Tさん(結婚30年目/20歳・26歳・28歳の子供三人)
「昨年、一番下の子も家を出ていき、『やりきった』という感じで力がドカッと抜けて。そこで夫を見たときに『あとは死ぬまでただひたすらこの男と一緒なのか…』と。
『夫が退職したら離婚して自由に生きたい』と考えることがときどきあります」
どうやら女性は、ただ単純に時間が経過する中で夫への愛が冷めるのではなく、結婚後の出産や育児、子供の手が離れたことなど、さまざまな「家庭の出来事」によっても、夫への気持ちが変化していくのかも。
多くの時間を家庭や家族のために生きている女性だからこそ、変動が激しい結果になったとも言えるだろう 。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の結婚をしている男女748名(有効回答数)