お金持ちから社畜まで!『サザエさん』を毎週観ている人たちとは?
1969年の放送以来、約半世紀に渡り人々に愛されている長寿アニメ番組『サザエさん』。アニメ部門の視聴率ではいつも1位に君臨するほどの人気だが、どのような層が観ているのだろうか?
しらべぇ編集部にて「サザエさんを毎週観ている」かどうかの調査を実施したところ、12.0%が「観ている」と回答。直近1カ月の視聴率が11〜14%程度なので、『サザエさん』は毎週観るファンに支えられていることが分かる。
画像をもっと見る
■男女ともにどちらかも支持される『サザエさん』
男女別では、ほぼ同じ割合に。
どちらか一方から支持が強いアニメも多いが、『サザエさん』の登場人物に萌え要素はないため、偏った数字にはならないようだ。
関連記事:国民的アニメ『サザエさん』に異変?狂気じみた「ホリカワくん」エピソード5選
■人気の秘密は各世代で支持されること
年代別で見ると、人気の秘密が垣間見える。
60代以上が1割を切っているものの、それほど大きな差はない。すべての世代から一定数の支持を得ている結果に。老若男女に愛される、まさに国民的アニメと呼べる要素が満載だ。
関連記事:「サザエさん症候群」に共感する人は国民の○○%! 症状と戦う3つの対処法とは
■社畜にも人気! 「サザエさん症候群」でもアニメは観る?
「サザエさん症候群」という言葉を聞いたことがある人も多いだろう。『サザエさん』が放送される日曜日の夕方に「明日から、また仕事(学校)に行くのは嫌だ」と憂鬱になる症状を指す。
『サザエさん』が憂鬱にさせているわけではないが、日曜日の終わりを感じたくなくて、絶対に観ない人もいるだろう。年収によって、差はあるのだろうか?
年収700万円以上で、観る割合が多くなっている。収入が良ければ『サザエさん』を観ても憂鬱な気分にはならないのかも。
しかし傾向別では、こんな結果が。
自分を社畜と自覚している人では、3割を超える高い割合に。「明日からまた社畜生活のスタートだ」と思いながら、残り時間もわずかな休日をかみしめて観ているのだろうか…。
各世代から愛される番組の『サザエさん』。これからもたくさんの人に幸せと、ほんの少しの憂鬱を届けていくことだろう。
・合わせて読みたい→国民的アニメ『サザエさん』に異変? 狂気じみた「ホリカワくん」エピソード5選
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名 (有効回答数)