とんこつラーメンの一風堂が立ち飲み屋を出店!その魅力は?
7月15日(金)、東京・浜松町に「一風堂スタンド」がオープンした。ラーメン屋として有名な「一風堂」がおいしい日本酒と、酒がすすむおつまみを立ち呑みスタイルで提供。
サラリーマンが多い浜松町を狙っての出店。男女問わず受けそうな店構えをしている。気軽に美味しい日本酒が飲みたい、締めのラーメンが食べたくなる…酒飲みの欲望をすべて集めたようなお店だ。
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■15時まではラーメン店、15時以降は立ち飲み屋
平日15時までは他の一風堂と同じく、ランチメニューを提供。日本酒も注文できるが1品料理はない。「白丸とんこつ百年豆腐」や「糖質オフ麵」など、一部店舗のみで提供されていたメニューもそろっている。
15時を過ぎると、メニューが変わり立ち飲みスペースが登場。
どのメニューも魅力的だが、取材班は豆腐丸天とパクチー辛豆腐を注文してみた。
こちらが豆腐丸天。ゴマとゆず唐辛子味の2種が2切れずつ乗っている。どちらも口の中で匂いが広がり、美味しい。
そしてパクチー辛豆腐。見るからに美味しそう…。パクチーが効いていて、エスニック料理が好きな人ならたまらない。
一風堂といえばこれ! な、ホットもやしナムルももちろん食べられる。
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■日本酒がすごい
立ち飲み、というだけあってアルコールメニューも力が入っている。もともとビールなどは販売していたが、一風堂スタンドでは日本酒を販売。4つの分類に分け、それぞれにあったものを提供している。
日本酒のおちょこはラーメンの器だ。
もちろん白い器もある。
海外では、白丸=クラシック、赤丸=モダンと呼ばれている。その呼び名に合わせて、日本酒も赤い器と白い器に変えているのだ。こうした、小さな心配りが楽しい。
しらべぇ取材班が一風堂の後方に聞いたところ、このお店の日本酒は福岡の住吉酒販と組んでいるのだが、出会いはシンガポール出店の時だそう。
立ち飲みスタイル自体、アメリカなどで流行っている形を取り入れており、海外に出店している一風堂だからこその「一風堂スタンド」が作られている。
気になったことを店員さんに言うと「本当にありがとうございます、生かしていきます!」と言ってもらえるのも嬉しい。
酒好きなら一度は行きたいこのお店。今後もお客さんにあった展開をしていきそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)