土用の丑の日に食べたい?「うなぎの肝カレー」を実食
2016年夏の土用の丑の日は7月30日(土)。うなぎを食べる習慣は、江戸時代、夏に売れ行きが悪くなっていたうなぎを売るために平賀源内が広めたとされる。
しかし、いまや絶滅の危機に晒されるうなぎの値段はどんどん高くなっている。もっと安く、気軽に食べられないものだろうか。
しらべぇ取材班は「真夜中のカレー」こと「うなぎの肝のカレー」を発見。購入してみた。
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■原材料をチェック!
製造は北都。うなぎの肝の他にも、馬肉と鹿肉を使った「馬鹿ヤローカレー」やタラの胃袋やタラコを使った「あほんだらカレー」など、変わり種のカレーを取り扱っている。
「真夜中のカレー」の材料は玉ねぎ、にんじんなど。うなぎの肝に関しては(国産)と表示されている。ちなみに内容量は220グラムと大盛りの1.5人前。価格は648円。
■レッツクッキング!
ぐつぐつと沸騰する熱湯のなかで5分。パウチには『うなぎの肝』とだけ書かれており、シュールさを感じる。レトルトカレーの調理は温めるだけで楽ちんだ。
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■いざ実食!
どろりとしたルーをご飯にかける。
コロンとしたうなぎの肝が8個ほど入っている。大小あるものの、しっかりと味を楽しめる大きさのものばかりだ。
肝心の味だが、これがほろ苦い。レバー特有の苦味が口のなかに広がる。夏バテに効きそうな、そんな滋味を感じる。うなぎの肝の効果は間違いない。
ルーはビーフカレーをベースにした味わいがあり、野菜がなかにとろけている。
野菜ゴロゴロなカレーが好みの人は、温野菜などを合わせると、うな肝パワーもあいまって、夏を乗り切るスタミナを得られそうだった。
こちらの商品はアマゾンなどでも買うことができる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)