なぜ「へそフェチ」は存在するのか?その心理を専門家に聞いた
世の中には、さまざまなフェチを感じる人たちがいる。ワキ、匂い、ストッキングなど、多種多様な中で、しらべぇ取材班は、重度のへそフェチ男性と接触に成功。
「へそ愛」を語ってもらい、さらに、心理カウンセラー園絵氏に分析を依頼した。
■へそフェチの男が語る「へそへの愛」
へそフェチ男性「一言にへそといっても、様々な形があります。皆さん、あまり気にしてないかもしれませんが、縦に割れていたり、ちょっと横に割れていたり、深さも様々です。
眺めているのもいいのですが、しばらくすると物足りなくなってきます。次は、へそのゴマをとりたくなります。なかなかとらせてくれる女性はいません。
ゴマをとるときは、きちんとオイルや石鹸をつかってとります。だから、痛くはならないはずなんですけどね」
■心理カウンセラーにへそフェチの心理を聞いた
心理カウンセラー園絵「へそは身体の部位の中でも日常的にマジマジと見ることはありません。すなわち、秘部です。稀少性が高い場所に特別な感情が芽生えやすい素養はあります。
へその形は種類が豊富なので、収集癖のある男性ほど、見たい、触りたいといった、知りたい気持ちが強くなります。コレクターほど、へそフェチになる傾向があるのかもしれません。
へそのゴマをとる行為に関しては、やはり達成感と性的嗜好が同時に満たされる快楽物質『セロトニン』が分泌されます。それで、やめられなくなってしまうことはあるでしょう。」
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■へそフェチに対して女性はどう感じる?
心理カウンセラー園絵「一般的な女性であれば、嫌がるでしょう。へそのゴマは一般的に腐臭がするものです。男性に取り除かれる行為は、パーソナルスペースがかなり近い相手でなければ許せる行為ではありません。
もし頼みたいのであればストレートには頼まず『へそのゴマを取らないと身体に悪いよ』みたいに騙して納得させるとよいでしょう。」
愛し合っているからといって、すべてを受け入れてもらえるわけではない。特殊な性癖を持っている人は素直に伝えずに、納得してもらう努力をする必要があるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ 取材協力:心理カウンセラー園絵)