「何でもあり」のeBay 絶対購入禁止のあんなものまで…
世界最大のマーケットサイト『eBay』では、文字通り何でも売られている。
何しろ超国家的なショッピングツールのため、日本国内のショップでは絶対に手に入らない物もeBayで購入できてしまう。最近では人骨の販売が問題となり、さすがにこれは運営側が禁止措置を取った。
それでもeBayは、その奇妙奇天烈な出品で世界から注目を浴び続けている。ここではしらべぇ編集部が選んだ「変な商品」を、いくつか紹介しよう。
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■ナポレオン時代の軍服が買える!?
欧米はアジアに比べると、非常に戦争が多かった。日本の江戸時代は対外戦争のない時期だったが、同じ頃のヨーロッパでは戦乱の嵐が吹き荒れていたのだ。
だからこそ、現代に伝わる戦争遺物も多い。中でもナポレオン期のものは非常に人気があり、出品も活発に行われている。当時の軍刀や制服などもeBayで購入可能。
また、日本人にとっては馴染みの薄い第一次世界大戦の戦争遺物はさらに多く、当時のヘルメットや個人装備品がずらりと画面に表示される。
それらをコレクションすることは、欧米では立派な趣味と見なされている。
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■「御禁制」の象牙細工が……
また、日本に輸入することが非常に困難と思われるものも売られている。
例えば下の画像は、「中国製の象牙色の彫刻」とあるが、見た目は明らかに象牙そのもの。
eBayはすでに象牙製品の出品を禁止していて、この製品も他の動物の角である可能性もあるが、いずれにせよ曰く付きの商品であることには違いない。
さらに、日本では銃刀法で厳しく規制されているダガーナイフも買うことができるようだ。
画像の商品の刃渡りは15.5cm。これを日本で持ち歩いていたら、間違いなく検挙される。銃刀法では5.5cm以上の剣(両刃の刃物)は所持が禁止されているからだ。
もちろん、こうした商品の購入は決して勧めない。
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■流出品も遠慮なく販売
そういえばeBayでは先日、ナチスドイツの暗号機が出品されていたことが話題になった。
蚤の市のガラクタから価値ある逸品が発見されることは稀にあるが、eBayではそうしたことがよく発生。門外不出のはずのiPhone試作機も、ときどき売られていたりする。
まさにこのサイトは、「何でもあり」の超巨大ショッピングモールだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)