グリコの工場に潜入 「寝かす前のカフェオーレ」がウマすぎて笑った

グルメ

2016/08/02 17:30

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1979年の発売以来、屈指のロングセラー商品となっているグリコ「カフェオーレ」。コーヒーとミルクが「50:50」という、わかりやすくも絶妙な比率でブレンドされた日本国民おなじみの商品だ。

飲みやすい甘さ、少しレトロな三角錐の容器など、さまざまな特徴のあるこの商品だが、じつは今までその製造工程が明かされることはなかった。しかし、このたび工場の一部が記者団に公開される運びとなった。

招待券をもらったしらべぇ取材班も現地に向かったのだが、そこでなんとも貴重な一杯を頂くことになったのである。


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■昭島市にある工場へ

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「カフェオーレが飲みたいな~」と口ずさみながら、新宿駅からバスで揺られること1時間。グリコの昭島工場へと到着した。ここでは「カフェオーレ」をはじめとした主力商品が生産されている。

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「カフェオーレ」の最大の特徴は、自社工場内でドリップを行なっているということ。競合他社ではインスタントコーヒーのようなものを業者から購入し、製品をつくっているところも多いそうだが、「カフェオーレ」は専用の設備で大規模な工程を可能にしている。

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この結果、パックされた後もコーヒーの豊かな風味が逃げないようにすることができるのだとか。

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(暑すぎて顔が紅潮し、今にも死にそうな記者)

記者もドリップの作業工程を間近で見学していたのだが……もうとにかく暑い! 室内は優に体感30度を超え、機械の側によればさらに暑くなる。

加えて、徹底した衛生管理のため、全身すっぽりと覆うつなぎを着ての作業。15分程度の滞在だったが、滝のような汗をかいてしまった。


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■ドリップ後のコーヒーを試飲

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そうやって暑い中、ドリップされたコーヒーはまさに「激濃」の一言。コーヒーの風味がこれでもかと濃縮されていて、苦味や香ばしさがスゴい。これならミルクを混ぜても、しっかり味や香りが残るだろうなあ……。

ちなみに、「カフェオーレ」のミルクは生乳と無脂肪牛乳を混ぜているそう。これは脂肪分が多くなりすぎると、コーヒーの香りを膜が閉じ込めてしまうかららしい。女性にとっては、カロリーが低く抑えられるため、一石二鳥ではないだろうか?


■1晩寝かせてから出荷

その後、パック詰めされて出荷される……と思いきや、じつは一晩寝かせて味をまろやかにしてから出すようだ。(その間、平行して品質の検査が行なわれる)

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しらべぇ取材班も、広報担当者さんのご好意で特別に寝かせる前の貴重な「カフェオーレ」を飲ませてもらうと……

「な、なんやこれ! めっちゃウマいやないかー!! これ売ったら日本全国1000万人のカフェオーレファンは絶対買うやろ! ガッポガッポやで!!!」


と、思わず大阪出身の記者の「そろばん脳」が思わず叫びだしてしまうほど、ウマかったのである!

寝かせる前のコーヒーは、普段飲んでいる「カフェオーレ」よりも苦味、コーヒーの味は強い感じ。でも、決してまろやかでないとか飲みにくいとか言うことはなく、むしろその朴訥な美味しさが素晴らしい。暑い工場にいたせいで干からびかけた体内に、優しく染みこんでいく……。

「細部にまでこだわり抜いた商品は、ここまで美味しくなるのかあ」と思わず感動しそうになった記者だった。


■「執拗なこだわり」が美味しさを作る

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(本工場では「カフェオーレ」以外にも幼児向けの飲料などを生産)

生産工場と言うと、無機質な印象を持つ人もいるだろうが、実際の現場は多くの人々の努力によって成り立っていると感じた。

数多くのこだわりによって生まれる「カフェオーレ」。今後も多くの人々の「3時の休息」にそっと寄り添い続けるであろう。

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(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓