披露宴ナシ婚に非常識と感じる?世代や地域の差が判明
近年は、費用の節約や人前に出るのが苦手などの理由で、披露宴を行わないカップルが増えている。メディケア生命の2016年2月の調査によると、20~39歳の既婚者500名の中で結婚披露宴を行わなかったのは49.2%だった。
しかし、いわゆるジミ婚を望んでも、身内や知人から、どのように思われているか気になるのも事実だ。
■披露宴をしないのは非常識だと思う人の割合は?
しらべぇ編集部は全国の20~60代男女1,376人を対象に披露宴の実施について調査を実施。披露宴をしないのは非常識だと思うと答えたのは6.8%だった。結婚も多様化されたと言えるだろう。
性別年代別では、20代男性と60代男性の割合が高い。従来の考え方を持つ年配だけでなく、結婚当事者と近い年代も、披露宴を行うべきだと考えている人が多いようだ。
地元の友人とのつきあいや絆が強い20代。披露宴をしないと聞くと、思いやりがないと考える人が出てくるのだろう。
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■披露宴をしないことに寛容な北海道、厳格な神奈川
都道府県別で目立ったのは、北海道と神奈川だ。北海道人は披露宴をしないことにほぼ寛容だが、神奈川県人は全体平均の倍近い。
北海道は地理的に移動時間がかかるため、重要としないことが予想でき、神奈川は横浜の地元愛の強さが原因に思える。
披露宴の参加を楽しみにしているほど、ジミ婚の連絡は残念に思えるかもしれない。しかし、それぞれの事情を汲み取ってあげられる心の広さは持っておきたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)