南国・高知県の屋台餃子はパリパリさくさくすぎる新食感
「餃子」といえば、代表的な街は浜松か宇都宮。毎年のように「消費量日本一」の座をかけて、しのぎを削っている。 博多の屋台では、熱々の鉄鍋で食べるひとくち餃子も人気だ。
しかし、各地には隠れた「ご当地餃子」の文化がある。南国、高知県のパリパリさくさく餃子も、そのひとつ。昭和45年創業の名店『安兵衛』は、東京・恵比寿にも進出している。
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■屋台ひとすじ18年の『松っちゃん』
高知市繁華街の屋台が並ぶエリア、『安兵衛』ともほど近くにある人気屋台が『松っちゃん』。創業は、18年前にさかのぼる。
しらべぇ取材班が訪れた際は、よさこい祭りの期間中ということもあり、深夜でも若者たちで賑わいを見せていた。
■特注の薄皮がパリパリ
高知餃子の特徴は、皮の薄さ。ワンタンの皮よりさらに薄く、特注でつくっているとのこと。これを多めの油で揚げ焼き風に仕上げることで、独特のパリパリさくさく食感が生まれる。
ひとくちサイズなので、いくらでも食べられてしまう。
寸胴鍋でスープをとったラーメンも、昭和が香る懐かしい味わい。飲んだ後のシメに嬉しい。
『安兵衛』『松っちゃん』は、徒歩1分くらいの近さなので、はしごして食べ比べてみるのも楽しいだろう。
【屋台安兵衛】
住所 高知市廿代町4-19
【松っちゃん】
住所 高知市廿代町6-27
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)