リオ五輪のレスリングマットに飛ぶぬいぐるみがシュールすぎ
リオ五輪ですでに多くのメダルを獲得し、日本のお家芸と言われているレスリング。タックルや投げ技など、動きの激しい格闘技だ。
そんなレスリングの舞台で、とある「ぬいぐるみ」が飛び交っている。
■ビデオチェックを要求する「チャレンジ」
レスリングのルールに、判定に異議をとなえビデオチェックを要求する「チャレンジ」という制度がある。これ自体はテニスなどほかのスポーツでも用いられており、特別珍しいものではない。
レスリングでは、もともとはセコンドがホワイトボードに書いて掲げていた。だが気が付かない審判もおり、ホワイトボードがマットに投げ込まれる事態に。その危険を回避するために、スポンジを投げ込む形に変更。
…しかし、リオ五輪では別のものが使用されているのだ。
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■投げ込まれるマスコットキャラ…
それはなんと、公式マスコットキャラクター「ヴィニシウス」のぬいぐるみ。「五輪公式キャラにしてはかわいい」と評判も上々だが、まさか屈強な男女に投げられ、囲まれる運命だとは思っていなかっただろう。
というか、なぜぬいぐるみを投げることにしてしまったのか…。
さらに、どちらが投げ込んだのかわかりやすいよう、ご丁寧にそれぞれ赤・青のおそろいのユニフォームまで着ているのだ。
これには「かわいすぎる!」「シュールすぎ!」「このキャラに恨みあるのか?」など、様々な声が上がっている。
https://twitter.com/LEGEND_127/status/766088677185335296
レスリングのチャレンジの時、ベンチからマスコットキャラクターがリングに投げ入れられるらしい。いい具合に哀愁があってものすごくかわいい。 pic.twitter.com/B6vsIf5vFy
— NNZ | ぬの字 (@nunkopeipei) August 17, 2016
特に金メダルを獲得した土性沙羅選手の2回戦では、このぬいぐるみの周りをくるくる回る彼女の姿が話題に。
チャレンジで投げ込まれたオリンピックのぬいぐるみがさみしく転がってたんだけど、あるの気づいてなかった土性選手に蹴られた。w
— chorori (@chorori017) August 17, 2016
土性沙羅選手がそのぬいぐるみの周りをくるくる回ってたのも可愛かった(´ω`)
— すめし (@Oijujuju) August 17, 2016
試合で使われているのと同じであろう、30cmの「ヴィニシウス」ぬいぐるみは公式ショップで99レアル、日本円にして3100円程度で販売されている。
むすっとした顔のセコンドに投げられ、選手に踏まれ、審判に投げ戻され…それでも笑顔を絶やさない「ヴィニシウス」。これを買っておけば、夫婦げんかや兄弟げんかの仲裁に使える…かもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)