DJ漫画の人気キャラと同じ名前のリア充プロデューサーに注目
サブカル・クラブミュージックを漫画にした『とんかつDJアゲ太郎』(原案・イーピャオ/漫画・小山ゆうじろう)。
『少年ジャンプ+』に連載されることによって、サブカル男女だけではなく万人に受け入れられる新しい風を吹き込んだ人気作品だ。
人気の秘密は実に個性的な登場人物。主人公は渋谷のとんかつ屋の息子・勝又揚太郎。師匠のDJオイリー、IT企業経営者でインテリなDJ YASHIKI、落語家志望のMC流亭いん喜…等キャラクターとして映える者ばかり。
中でも第4巻から登場するVJ(ビデオジョッキーもしくはビジュアルジョッキー)のKoma=駒繋鋭三はとくに濃い。彼は普段、半裸で生活を送り、VJをこなす際には特殊なマスクをつけている。
姿からは、同じくマスクをしてプレイをするヒップホップユニットの一員ロベルト吉野がモデルではないかとファンの間では囁かれている。
しかし、日本には同じ名前のリアルKomaがクラブミュージックシーンに存在する。
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■リア充DJ・プロデューサー Coma
イベント「Make Some Noise!」、「心−ON−風景」、「3馬力」と3つも主宰し、DJユニットこまはむず等をプロデュースしている爆裂なリア充・Coma(コマ)だ。
彼はアイドルから洋楽まで、多くのジャンルをだれも飽きさせずに流すことができるDJもこなす逸材。
音楽雑誌『snoozer』編集長だった田中宗一郎が参加するイベント「king of pop」にも近々出演予定。
ビールと多くのリア充が集うフジロックが大好きで、クラブでは独特のリズムやダンスと共にだれよりもノリまくる。
他人のDJタイムを盛り上げるのにも長けているリアルComaの勇姿を、次巻『アゲ太郎』が発売される時をひたすら待ち望んでいる人たちにも、一度でいいから見てほしい。
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(文/芥川 奈於)