マツコがパリピを「普段地味な人が多い」とばっさり→検証した結果
20日に放送された日本テレビ系『マツコ会議』にて、司会のマツコ・デラックスが「パリピ」に辛らつな言葉を浴びせる一幕があった。
■内容を簡単に説明
かねてよりキラキラした人々に対して厳しい言葉を浴びせてきたマツコ。この日、番組ではファンランイベント「カラージェルラン」を取り上げた。
これは参加者がペンキのような液体を浴びながら、写真を撮ったりピースサインを決めたり、Instagramに写真を投稿したりしながら走るイベントのこと。「カラーラン」とは言いつつも走行距離は3キロ程度なので、女性でも安心して参加することができる。
実際、参加者のほとんどが若い女性で、参加料は6000円とのこと。常識に縛られた平凡人間の記者としては、「もう少し出してディズニー行ったほうが良くない?」と思ってしまうが、そこは経験を恐れない若者たち。
「なかなかできる経験ではないし」と考えたらしく、当日も意識の高い若者たちが数千人大集合した。
マツコ会議見てる人はわかるだろうけどカラージェルラン行きたくね!! pic.twitter.com/rG9huBF21B
— れいたむ。 (@yozakuranow) 2016年8月20日
しかし、このイベントをマツコは一刀両断。不快感を隠さず「バカみたいな人たちが『ウェーイ』とかやってる」と語った。
その後、中継先にいたディレクターが参加理由を聞くと、若い女性のひとりは「パリピになれる」「普段は真面目に勉強するけど、休日になったら思いっきり遊ぶ」と答える。
すると、マツコは「ここに来てる人たちって普段、地味な人が多いんだ」「どうりで慣れてない感じ」などと、参加者たちを分析した。
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■パリピの普段の姿とは
マツコの分析では、パリピは「普段地味な人」ということになったが、実際はどうなのだろう?
しらべぇが過去に行なった調査では、「DJやクラブなどのイベントに行ったことがある」と答えた人のほうが「上司の言うことは絶対だ」と考えていることがわかっている。
パリピと言えば開放的で、どちらかと言うとフランクなノリのイメージがあるが、職場では従順な部下であることが多いようだ。体育会系と言ってしまえば響きがいいが、実際は先輩後輩の人間関係で消耗した結果、カラーランで発散しているのだろうか?
なんだか「ウェーイ」という言葉に哀愁が帯びてきた感もあるが、もし本当に普段が地味で抑圧された人々であるなら、あまりイジらずに走るのをそっと見守ってあげることにしよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代の男女1358名(有効回答数)