パソコンが苦手な「スマホ世代」にあ然とした瞬間3選

2016/08/23 20:00


パソコン
©ぱくたそ

若者のパソコン離れが進んできている昨今。スマートフォンが普及したことで、重くて高価なパソコンに取って代わるようになってしまったことが理由だ。

パソコンを利用しなくなったことが退化なのか、はたまた進歩なのかという議論もある。ただ、仕事をする上でパソコンは必須であるため、入社してから困るケースも出てくることが現実だ。

実際にどんなことがあるのか、しらべぇ取材班は社会人に聞くことができた。



①パワーポイントがまったく使えずプレゼンに辿りつけず

「ある方が『プレゼンは学生時代に散々やっていたので得意』と豪語していたので期待していたのですが、確かにスピーチは上手なものの、パワーポイントの基本機能がまったく使えずで資料作成が進みませんでした。


画像を入れたりグラフを入れたりはビジネス上は必要ですが、ひとつも知りません。これまでは、ホームページを投影してプレゼンをしていたとのことですが…最近はそういうものなんでしょうか」(20代女性)


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②Excel上の数字を計算機で…

「Excelは数字集計の作業スピードを効率化するものですが、新入社員が計算機でカウントして結果だけ入力していました。当然、作業時間は通常の2倍以上。


驚いて方法を教えたところ、『え! こんな便利な機能があったんですか?』との返事が。基本操作は大学のレポート作成等で利用するはずですが、最近はどんな教育をしているんでしょう」(30代女性)


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③データを開くことができずに作業がストップ!

「送られてきたデータの内容確認をある社員に依頼したのですが、ミーティング直前になってもしていなかったので理由を聞きました。そうしたところ、『データがクラッシュしていて、開けなかったんです』との回答が。


確認してみると、単に拡張子の問題だけでした。慣れもあると思いますが、基本的なことは知っておいてほしいものです」(30代男性)


パソコンは業務効率化のために利用するものであり、仕事で必須のツールとなる。スマホネイティブは進化とも捉えられるが、仕事の場ではパソコンが使えないと業務にならない。

学生時代のうちから、パソコンの勉強はまだまだ必要と言えるであろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季

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