張本勲も該当?「老害」といわれる人の共通点とは

2016/08/26 18:30

AID/a.collectionRF/Thinkstock
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TBS『サンデーモーニング』でコメンテーターを務める張本勲氏が、30日に東京ドームで行われる「日本ハムvs東北楽天」戦で始球式に登場することが判明した。

同氏は前身である東映フライヤーズの主力として活躍し、日ハムでもプレー。今回は在籍当時の初代ユニフォームを着用して試合することから白羽の矢が立ったのだ。



 

■「ガッツポーズ騒動」で猛批判

張本氏はリオオリンピック卓球の水谷隼選手が派手なガッツポーズをみせたことについて「手は肩よりあげちゃダメ」などと猛批判。ところがこの論理に視聴者が激怒し、炎上している。

さらに追いうちをかける形で坂上忍や梅沢富美男ら芸能人も批判に否定的な見解を表明。そしてガッツポーズの元祖といわれる元プロボクサーガッツ石松も異論を唱えた。

コメントが極端にかたより、選手に厳しい意見をのべることが多々ある張本氏については「老害」との批判の声が多く、降板を望む声もつねに存在している。


関連記事:「命をかけてる」卓球・水谷が張本のガッツポーズ批判に反論

 

■老害に悩む人の割合は?

老害であるか否かは意見のわかれるところだが、張本氏がそのように思われてしまっていることは事実。

それは一般社会でも同様で、会社で中高年から筋違いとも思える意見をぶつけられ、「老害だ」「やめちまえ」と怒っている人も多いと聞く。

しらべぇ編集部の調査によると、会社の老害にやめてほしいと思っている人は各世代で2割から3割存在。とくに若手とベテランに挟まれる中堅である30代の割合が高い。

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ある程度仕事や会社のシステムが理解できている年代であることや、立場上上の世代との会話が避けられないことが、30代の割合が高くなっている原因であると思われる。


関連記事:【「若き老害」吠える!】張本氏のカズへの「あっぱれ!」に学ぶナイス「老害力」

 

■老害に悩む人に聞いてみると

老害に悩む人に意見を聞いてみると…

 「50代の上司なんですが、とにかく自分の保身しから考えていないから意見がコロコロ変わるんです。強きにこびて弱きをくじく感じ。下の手柄は自分のものにして、失敗は人のせいにする。もちろん、こちらの意見は右から左で、頼むときだけゴマスリ。本当に嫌な野郎で、やめてほしいです」(30代男性)

「わたしは飲食店で働いていたのですが、とにかくすぐに怒鳴りちらす統括マネージャーが不愉快でした。バイトにもかなり強い口調でキレるせいで、すぐにやめてしまって。客の前でも、お構いなし。みんなやめて欲しいと思っていました。


あまりに頭にきたので、『怒鳴るのはやめてください』と意見したら、『お前に意見される覚えはない』といわれ喧嘩になり、退職することに。自分の考えが絶対で、聞く耳をもとうとしない。本当の老害だと思います」(40代男性)


どうやら老害といわれる人は、自分の意見をまげず聞く耳をもたない傾向があるようだ。該当しているなら、修正したほうがいい。

・合わせて読みたい→「命をかけてる」卓球・水谷が張本のガッツポーズ批判に反論

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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