【焼肉の日】カラスにヒヨドリ、ハブを「焼肉」にしてみたら…
8月29日は、語呂合わせ的には「焼肉の日」。なんとなく「今夜は肉にしようかな…」と考える人も少なくないだろう。
しかし、こんな日だからこそ「ちょっと変わった焼肉」はいかがだろうか。中目黒にある「炭火焼きジビエ 焼山」は、個性派グルメの好奇心を満たす一店だ。
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■カラスにヒヨドリの焼肉!
こちらの店は、「ジビエ(狩猟肉)の焼肉」が売り。イノシシや鹿肉は今や一般的だが、それだけでなく、カラスやヒヨドリなど、他ではなかなか口にできない変わった肉を体験できるのだ。
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■ヒヨドリはよく焼いて肋骨ごとバリバリ
こちらがヒヨドリ。足がついていることで「生き物感」が伝わるだろうか。よく焼くと肋骨ごとバリバリ食べることができる。
ギュッとうま味が濃く、意外にも脂が乗っているのが特徴だ。
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■カラスは臭みがなく、牛肉っぽい
カラスは、都会でゴミを漁るハシブトガラスではなく、山や森の中などに住むハシボソガラスという種類。エサがいいせいか、臭みなどはまったくない。
鳥にしては肉の赤みが強く、味自体も牛肉にやや近い。もも肉は筋の硬さも感じるが、胸肉はうま味の塊と言ってもいいくらい。
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■ハブ焼肉で精力絶倫?
ハブの肉が入荷することもあるらしいので、気になる向きはお店に確認してみよう。沖縄で獲れたヒメハブという種類で、いかにも蛇っぽい皮をはぐと真っ白な身が現れる。
骨切りした身を焼肉にすると、骨せんべいにも近いおいしさ。デートで行けば、思わぬ効果が期待できるかも?
■ヒヨドリをむしる体験イベントも
焼山では、狩猟で獲れた命をいただくありがたさも体験してもらうため、ヒヨドリの羽毛をむしる体験イベントなども行なっている。
プロは1羽2〜3分でさばいてしまうそうだが、やってみると細かい毛も多くてなかなか大変。
「生き物」が「食べ物」になる過程は、現代の暮らしではなかなか縁遠いが、一度やってみると食べ物や料理への気持ちが変わるかもしれない。
精力増強効果があると言われるマカを配合した地ビール『渋谷ビール』をいただきながら、いかにも精がつきそうな変わり種焼肉を食してみるのは、いかがだろうか。
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【炭火焼きジビエ 焼山】
住所:目黒区上目黒2-44-24
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)