周囲は恐怖… リードをつけないで犬を散歩する飼い主の言い分
リードをしないで犬を散歩していれば、周囲が恐怖を感じるのも当然だ。
道を歩いていたら犬の散歩に遭遇。その犬は大型犬でリードをつけておらず、放し飼い状態。いつ襲いかかってくるかと思うと、パニック状態に…。そんな犬にまつわる恐い経験をしたことがあるだろうか?
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■犬の飼い主は確認必須
しらべぇ編集部では、そのようなシチュエーションに遭遇したことがある人がどれほどいるのかを調査してみた。
すると、全体で約2割ほどの人が恐怖体験をしたことがあると明らかに。ネットで検索してみても、
噛まれた、慰謝料、しつけができていない
などの書き込みが多く見受けられ、トラブルは頻繁に起きている様子だ。
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■意識高い系の飼い主の言い分とは
リードをしないで犬を散歩していれば、周囲が恐怖を感じるのも当然。だが、ある犬の飼い主に話を聞いたところ、次のような言葉が返ってきた。
「私もワンちゃんの散歩ではリードは基本的に使わないわ。リードを使わないということは、飼い主とワンちゃんの信頼関係、上下関係がしっかりとなされていて、しつけがちゃんとできているという証なの。
もし、リードを付けてワンちゃんに引っ張られて落ち着きがなかったら、他の飼い主さんに『その程度なの?』って鼻で笑われちゃう」
犬が怖いと感じる人もいることを伝えたのだが、「小型犬だから噛まないわよ!」「うちのワンちゃんは大丈夫!」とのことであった。だが、本当に人を噛まないという保証はあるのだろうか? 飼い主のマナーとして、愛犬にはリードをつけて散歩するべきだろう。
犬を飼っている人は、犬が嫌いな人もいるということを自覚し、散歩では細心の注意を払ってほしい。
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■土佐闘犬で有名な高知は大丈夫?
ちなみに、同様の調査を「地域別」に見てみると、散歩中の犬に会って怖い経験をした人の割合は多くの地域で約2割。だがその中で、四国が最も低く6.1%だった。
四国といえば、土佐犬(土佐闘犬)が有名。高知県では闘犬が今でも行われており、街中で出くわすこともあるかもしれない。
体が大きく、筋肉質な土佐犬に威嚇されたらひとたまりもないだろう。だが、本調査で四国地方が6.1%と低いことから、飼い主としての意識が高い人が多くいるといえそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)