部下の指導にも影響あり?他人を怒れないビジネスマンの特徴
職場で上の立場にもなれば、部下を怒らないといけない状況が訪れる。しかし、どうやって教育すればいいのかわからない…。そんな悩みを持つ人が増えているという。
しらべぇ編集部が全国の男女1,376名を対象に「怒り方がわからない」という人の割合を調査したところ、全体で24.9%だった。
年代別で見てみると、20代では怒り方がわからない人が33.1%と多い傾向に。
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■怒らないのは性格がやさしいから?
他人を怒ることが苦手だという人は、ただたんに怒るという経験が浅いことが理由なのだろうか。それとも、もともとの性格によるものなのか?
そこで、おとなしい性格の人ほど怒り方がわからないのかを調べたところ、約3割が該当。
おとなしくない性格の人と比較すると10ポイント以上の差があることから、性格が少なからず関係しているといえるかもしれない。
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■働く目的がわからないから部下を怒れないのか
さらに調査を進めていると、ある特徴的な項目で大きな差が表れた。それは、怒る本人に「働く目的」があるかどうかという点である。
働く目的がわからないという半数以上の人が、「怒り方がわからない」と回答していたのだ。
そもそも自分自身が働く意味を理解していないため、他人に「働くとは何か」をうまく指導できない人が多いのだろうか。
誰かを怒らなければならない場面に直面したとき、「本当にこの方法で大丈夫か?」などを自問自答しているのかもしれない。
上司が部下に対して、ただ大声を張り上げたり感情的になったりするのはよくない。今の時代、部下に厳しい指導をした際に「パワハラだ!」と逆上される可能性もなくはないだろう。
そんな恐怖が、むやみに人を怒れなくさせているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)