けんかの仲裁をしたら痛い目に…裁判の証人になった人も
知り合いがけんかをしていれば、止めに入らざるを得ない。しかし仲裁をしたために、なぜかこちらにとばっちり。いい迷惑である。
しらべぇ編集部では、「けんかの仲裁をして、痛い目に遭ったことがある」かの調査を実施。
痛い目にあった人は、1割程度と少ない割合に。周囲でけんかが起きない、平和な環境の人もいるだろう。
しかし少ないながらも、けんかの仲裁をしてとんでもないことになった人もいる。はたして、どんな目に合ったのだろうか。
■けんかに巻き込まれ鼻を骨折
仲裁をしたはずが、自分も巻き込まれたパターンが多い。
「けんかに巻き込まれた」(男性20代)
「こちらが殴られた」(男性40代)
ひどいときには、負傷まで。
「鼻の骨が折れた」(男性40代)
ただ止めているうちに、自分も興奮してしまう場合もあるようだ。
「けんかをしている最中は無我夢中になり、自分もけんかに加わった」(男性50代)
殴り合いのけんかは危険だが、終われば後を引くことは少ない。面倒なのは、感情のもつれによるけんかである。
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■仲裁に入ったら悪者に
仲直りの間を取り持とうとしても、いい結果に結びつかないことが多い。
「火に油を注いだ形になった」(男性20代)
さらには、自分に矛先を向けられることにも。
「仲介に入ったつもりが、両方の人と仲が悪くなったことがある」(男性20代)
「パート仲間が口げんかをしているので止めに入ったら、ふたりからどちらが正しいか詰め寄られた。答えられないでいると、こちらが優柔不断と攻められた」(女性50代)
また、いじめのターゲットにされてしまった人もいる。
「止めに入ったら自分がいじめに遭った」(女性20代)
勇気を出していじめを止めたら、自分がいじめられてしまう。悲しすぎる現実である。
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■裁判の証人にまで…
もっと、ややこしい話に発展したエピソードも見ていこう。
「裁判になり証人になった」(男性50代)
けんかでは関係のないところでも影響が。
「夫婦げんかの仲裁をしたら、夜中の12時まで口論に付き合わされた。寝不足になり、翌日の仕事をミスった」(女性50代)
けんかの仲裁で面倒なことに巻き込まれると当然だが、「もう二度としない」と思う人が多い。だだ知り合いであれば放っておくわけにもいかないのが、むずかしいところである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)