SMAPファンに多い？追い込まれると力を発揮する人
「火事場の馬鹿力」との言葉があるように、人は極限の状態になると大きな力を発揮する。火事は極端だが、仕事などでも追い込まれたほうが力が出ると考えている人も。
しらべぇ編集部にて「人は追い込まれたときのほうが力を発揮する」と思うかの調査を実施したところ、59.8%もの人が思うと答えた。
■年をとるほど増える傾向に
年代が上がるほど、増える傾向にある。
年配者ほど「生ぬるいところで満足せず、自分を追い込んで成長したほうがいい」と考えている。ただ、根性論のような部分もあり、若い世代に少ないのは時代に合っていない価値観だと思う人もいるからだろう。
しかし20代の人でも半数近くはそう思っており、まだまだなくなることはなさそうだ。
「まだ日にちがあると余裕をみていた仕事なのに、締切前になってあわてることが多い。ただそんな仕事のほうがやりきった気持ちになり、評価をされることも多い」（20代男性）
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■経営者に多いが社員にも求めるとブラック化
職業別で見ると、わかりやすい。
会社員と経営者/会社役員と比べると、大きな差が。会社での地位が高い人ほど、追い込まれると力を発揮すると考えている。自分がその地位になるまでには、何度も追い込まれてきたのであろう。
ただこの考えが「従業員は、追い込んでこそ力を出す」となると、会社は一気にブラック企業に舵を取りかねないので注意が必要だ。
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■SMAPファンと浮気をしている人に多いのは…
最後に興味深い、ふたつの傾向で見てみよう。
まずSMAPファンは、7割近くの割合に。解散が発表され、まさに追い込まれた状態であろう。力を発揮しても解散を阻止するのはむずかしいが、がんばって応援を続けて欲しい。
さらに浮気や不倫をしている人も、7割を超える結果に。何度も浮気を繰り返している人なら、バレて追い込まれた経験もあるはずだ。妻や夫に必死で言い訳をする力を発揮して、なんとか乗り切ったのかも。
あまり追い込んでばかりいると、気持ちが折れる場合もある。手を抜くところと、うまく使い分けられるならいいのだが。
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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック）
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年8月26日～2016年8月29日
対象：全国20代～60代の男女1,368名 （有効回答数）
