石原さとみ主演ドラマ「地味にスゴイ!」出版の裏仕事「校閲」描く
今年の春に放送されたTBS系ドラマ『重版出来!』は、漫画家や編集部を題材にした人気ドラマだった。
さらに今秋、出版社、中でも「校閲者」を主人公にしたドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』が日本テレビ系でスタートする。
■あらすじは?
主人公の河野悦子(演・石原さとみ(29))は大のオシャレ好き。夢であるファッション誌編集者をめざして出版社に就職したものの、配属先は校閲部であった。
校閲部とは、悦子の思っている華やかな世界とは真逆の地味な部署で、原稿や文書の内容の誤った点を正し直す作業をするところだ。
そんな環境にいつも不満を持っている悦子だが、原稿を見て一度気になったところは徹底的に調べ直し追求する。たとえ相手が大御所作家の作品でも。
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■原作は小説
原作は『校閲ガール』(宮木あや子・著/KADOKAWA)。
ポジティブで曲がったことが大嫌い。オシャレも恋もまっしぐらな主人公・悦子があらゆる人々と熱く闘い、時には落ち込みながら、前を向いて夢を追っていく姿を描いたパワフルな小説だ。
読んでいてスピードと爽快感があり、また女性読者ならば、仕事場での態度や振る舞いに共感できたり羨ましく思ったりもする内容。
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■豪華な出演陣
ドラマ版のおもな登場人物とキャストは、悦子が一目惚れする折原役に菅田将暉(23)、悦子の後輩でファッション誌編集者役の本田翼(24)。
悦子との関係が面白くなっていきそうな売れっ子編集者貝塚役に青木崇高(36)など。
また、ベテランの鹿賀丈史(65)や岸谷五朗(51)などもキャスティングされており、毎週の展開が楽しみになりそうだ。
ドラマを機に、校閲の仕事や、いまや正念場ともいわれている出版業界の酸いも甘いも、じっくりと覗いてみてはいかがだろうか。
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(文/芥川 奈於)