シルバーウィーク?プラチナウィーク?秋の連休名をハッキリさせたい
世間の祝日ほど稼ぎ時なので、なかなか公的な連休の恩恵にあずかれない、俳優/ハイパーメディアフリーターの黒田勇樹です。
そのかわり平日の昼などに休みが取れた場合は、映画館や遊園地でのびのび遊ばせて頂いているわけですが。
このコラムは、子供の頃から芸能の世界で台本や台詞に触れ続け、今なお脚本家やライターとして「言葉」と向かい合っている筆者の視点から、様々な「言葉の成り立ち」について好き勝手に調べる「妄想的」な語源しらべぇです。
■シルバーウィークの別名
秋の大型連休「シルバーウィーク」は、春の大型連休ゴールデンウィークとの対比や、敬老の日を含むため、老人の白髪をイメージさせる「シルバー」と呼ばれています。
しかし、秋の連休は暦の関係で、毎年来るわけではない希少性から、これもまたゴールデンウィークの金と対比させ希少価値の高い金属「プラチナ」に例えられ、「プラチナウィーク」とも呼ばれるとのこと。
世間ではオリンピックのメダルをはじめ、さまざまな賞における「金賞」「銀賞」、将棋の駒や結婚記念日を祝う「金婚式」「銀婚式」など、金属に例えて順位や優位を表します。
ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、プラチナウィーク、金属の価値で言えば銀が最下位で、プラチナと金の価値は同程度の価値です。
「シルバー、もしくはプラチナウィーク」になってしまうと、混乱を招くことにはならないでしょうか?
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■大型連休の呼び方をハッキリさせたい
パスタの茹で加減「アルデンテ」ととんこつラーメンの茹で加減「バリカタ」を統一しようとしたほど細かいことに神経質な筆者としては、
・春の大型連休は「ゴールデンウィーク」
・飛び石連休になる年の秋の大型連休は「シルバーウィーク」
・9連休になる年の秋の大型連休は「プラチナウィーク」
と、ハッキリさせたいところなのですがこればかりは、どれだけ世間に認知されるかにかかっています。
人に認められてはじめて意味をなすのが言葉の面白いところ。「なるほど」と、思ったそこのあなた、この記事をシェアして言葉の世界に関与してみませんか?
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(文/ハイパーメディアフリーター・黒田 勇樹)