日清ラ王が擬人化?スマホアプリで美少女キャラの「麺すすり音」が
「ラーメン店で食べたような満足感」を追求して麺・具材・スープにこだわり、9月20日にリニューアルした『日清ラ王』。
しかし、味やこだわり以上に別の面で注目を集めている。
2016年12月19日までの期間限定で実施される「マジで恋する8分間」と銘打たれたキャンペーン。
スマートフォン向けのARアプリ「aug!」を使い、新パッケージを読み取ると「各パッケージに対応した、人気声優が演じる美少女キャラ」がスマートフォン上に登場する。
お湯を入れて食べるまでの8分間、美少女といっしょにラ王を作り食べる、夢のようなヴァーチャル体験ができるのだ。
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■人気声優が演じる美少女キャラ
「あなた」は麺堂家に居候する男。麺堂家の美人5姉妹とそれぞれ異なるシチュエーションでラ王を食べ、甘酸っぱい時間を味わえる。
各キャラを演じるのは大人気の女性声優。
「醤油」は内田真礼(長女・麺堂はつみ役)、「味噌」は早見沙織(次女・つぐこ役)、「鶏だし塩」は洲崎綾(三女・みなみ役)、「とろ豚骨」は松田利冴(四女・かるて役)、「魚介豚骨」は松田颯水(五女?・しの役)。
美少女たちが受験勉強の夜食や合コン帰りで締めの一杯などのシチュエーションで「あなた」とラ王を食べてくれるのだ。
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■声優ファンの意見は?
声優ファンにキャンペーンについて話を聞いてみた。
「まれいたそ(内田真礼)食べたい」
「これははやみん(早見沙織)一択」
などファンは味よりもやはり声優でラ王を選ぶようだ。
「かやのん(茅野 愛衣)がいない。やり直し」
「推し声優がいないので買わない」
「男性声優版を早く」
と、お気に入りの声優がいない、女性の場合は厳しい意見も。
「今日も日本が平和で安心した」
「会社(人前)では無理。こっそりひとりで楽しみたい」
「全種類試したい」
など好意的な意見も多く、これまでとは別の視点でラ王に興味を持っているようだった。
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■美少女と実食
ラ王購入の指標として「味」「キャラクター」「声優」の3つの選択肢が生まれた。そこで、しらべぇ取材班は「味」で選択。「濃熟とろ豚骨」を実食・体験してみることに。
「aug!」で読み取ると現れたのは松田利冴演じる四女・かるて。眼帯と「熱き奔流がラ王に注がれるとき…」といったセリフからもわかるように中二病全開のキャラ。
お湯入れ後の待ち時間パートと実食パートに分かれて物語は展開される。
「濃熟とろ豚骨」は細麺のため待ち時間は2分(他4種は5分)。2分後は実食パート。ほかのキャラクターは3分だが、かるては6分。合わせて8分となるようだ。
濃厚なスープに細麺とジューシーなチャーシューが絡み合い、「ラーメン店で食べたような満足感」の仕上がり。物語に合わせれば待ち時間もピッタリなので、最高の状態で味わえた。
画面の向こうでかるてといっしょにラ王を味わう。「ズルルッ」と麺を吸い込む音も各声優の熱演となる。そこにも注目してほしい。
実際に体験した結果、美少女キャラに囲まれたハーレムアニメの主人公気分を疑似体験でき、いつもなら侘しい一人の食事がいつもより華やいで思えた。
ヴァーチャルとはいえ美少女との疑似恋愛、どうしてもニヤけてしまう。周囲にだれもいないことを確認してから楽しむのがやはり正解だろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ)