近鉄奈良線車掌飛び降り事件 「店員に厳しい高木美保」は昔からか

2016/09/24 07:00

den-belitsky/iStock/Thinkstock
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近鉄奈良線の車掌が人身事故のクレーム対応中に耐えきれなくなり、衣服の一部を脱いで逃走、高架から飛び降りて重傷を負った事件をめぐって、議論が活発化している。

22日に放送された組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)では女優の高木美保(54)が、「我慢しなきゃ」と発言し、炎上したのはすでに報じたとおり。

彼女は車掌に対し、厳しい姿勢をとったわけだが、一方で車掌に詰め寄ったとされる客たちに対して厳しい視線を向ける人も。



 

■作家・平山夢明が苦言「みっともない」

22日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、この事件に関して作家の平山夢明が「変な話だけど、集団レイプ状態になっちゃったんだな」と指摘。

続けて、「もうちょっと、みんな冷静になるといいんだけど」「どうも特質なのかもしれないけど『オレは客だ!』みたいな、免罪符を一旦持つと、かさにかかるような人いるじゃない?」「オレ、ああいうの、みっともないと思うんだよね」と語った。

そして、「逆に、本当に困ってる人って、何人なんだ? っていうのと。あと、そういうのを焚き付けておもしろがる人もいるんじゃない?」と、冷静に持論を展開。

これには視聴者からも賛同の声が見られ「平山夢明最高!」「たまにはいいこと言う」などの声が寄せられている。


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■クレーマー対応の経験談を話す人も

クレーマーやそれに類する客の存在は、接客業経験者なら一度は苦しんだ経験があるはず。

実際、高木が前述の発言をしたことを受けて、twitter上でも多くの人が体験談や持論を述べている。

たしかに、なにかにつけ難癖をつけ、腹を立て、大きな声でわめく彼らの姿は、自分から進んで怒り狂える話題を探しているようにも思えるくらいだ。

ちなみに、高木に「接客業を経験してほしい」と思っている人は、数年前から存在していた模様。

店員にやたらと厳しい人というのは、どんな層にも一定数いるものだが、もしかすると高木も該当するのかも?

いずれにせよ、店員や駅員、バイトに高いハードルを求める傾向があるのは間違いないだろう。


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■中には「抵抗」をする人も……

一方で、しらべぇの過去にこんな調査も行なっている。それは「嫌な客に嫌がらせしたことがあるかどうか」というものだ。

結果、およそ4人に1人げ「経験あり」と回答する結果となっている。

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決して褒められた行動ではないが、自殺未遂するくらいなら、このように反撃に出たほうが、心の持ちようとしてはまだマシなのではないだろうか?

腹を立てる乗客の気持ちもわからなくもないが、車掌に詰め寄ったところで事態は進展しない。

人身事故の責任が車掌にあるわけでもないので、彼らの気持ちも組みつつ行動するようにしたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤

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