ケンミン8万人調査!岩手県民は自信が低めで地味服が好き?
雄大な岩手山をのぞむ岩手県。沿岸部は3.11の津波で甚大な被害を受けたが、三陸鉄道が全線開通するなど、復興も進みつつある。
県庁所在地の盛岡は、冷麺・じゃじゃ麺・わんこ蕎麦のいわゆる「三大麺」がよく知られる。前沢牛や短角牛など、素晴らしい肉の産地としても有名だ。
そんな岩手県に住む人たちには、どんな特徴があるのだろうか。
しらべぇ編集部が全国の男女88,321名に調査した中から、岩手県に住む919名を抽出。カイ二乗検定をかけて有意差を判別し、3つのポイントを発見した。
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①頭脳への自信は控えめ
「自分が頭がいいほうだ」と回答した割合は、全国で見ると5割弱。しかし、岩手県民では10ポイント以上低くなった。
新渡戸稲造や宮沢賢治、石川啄木など、多くの学者や作家を輩出している岩手県だが、県民の間では自信が控えめな人が多いのかもしれない。
そんな控えめな特徴がもうひとつ。
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②見た目への自信も…
「平均より容姿端麗だと思う」と答えた岩手県民の割合は、全国平均を8ポイント近く下回った。
しかし、北海道日本ハムファイターズで「二刀流」として活躍する大谷翔平、実力だけでなくスマートなイケメンだが、彼も岩手県奥州市の出身だ。
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③岩手県民は地味めの服が好き?
派手な服を着ることが多い人は、全国平均でも2割弱と多くないが、岩手県民ではさらに少なくおよそ1割。
岩手県民についての調査結果は、総じて自信の低さが垣間見えるデータとなった。
しかし、盛岡市にある国の天然記念物「石割桜」のように、じっと耐えて大輪の花を咲かせる。大谷投手の活躍や震災復興の歩みにも、そうした堅実な県民性が現れているのではないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年3月31日~2015年4月20日
対象:全国15歳~90代男女88,321名うち岩手県居住者919名(有効回答数)