永遠に恋人気分?経験者が語る「別居婚」のメリットとは…
生涯を共に送りたいと願う相手と入籍すれば、共同生活を営むのが一般的だろう。だが世の中には、「結婚してもパートナーとは別々に暮らしたい」と願う人がいるらしい。
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■女性は「同居」にドライ?
しらべぇ編集部では全国の未婚男女617名を対象に「別居婚を希望するか?」調査を実施。その結果、男性の13.7%、女性は22.8%の人が「別居婚派」という結果に。
年代別でみても、女性は男性に比べ積極的に別居婚を希望しており、歳を重ねるごとに男女間の差が開いている。
50代以上になると、男女差はじつに17ポイント。
女性のほうが平均寿命が長いため、仮にパートナーと一緒に住んだとしても、相手が亡くなった場合ひとり暮らしになるため、最初から距離を保ち婚姻生活を送りたい人が多いのだろうか。
もしくは、現在は未婚だが過去のパートナーとの間できた子世帯との関わりを重視し、互いの生活を尊重するためにも離れて生活したいと考えているのかも。
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■高年収ほど自分のライフスタイルを守る傾向が?
年収別にみると興味深い結果が。
年収700万円以上の人は、年収300万円未満の人に比べ約14ポイント「別居婚派」という結果に。自分自身の仕事のリズムを重視し「他人に影響されない生活」を目指しているのだろうか。
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■別居婚のメリットとは…
編集部では、「現在、別居婚の状態だがうまくいっている」と語る30代の女性に話を聞いた。
「交際当初から私は北海道で働いており、夫は都内で仕事に就いています。生活拠点が違うことは明確だったので、『結婚しても別居でいこう』と話し合い決めていました。
結婚後は月に1回程度、休みを利用して夫の住む都内のマンションへ通っていますが浮気の心配がないほどラブラブです。
老後は軽井沢に家を購入して一緒に住めたら…と冗談半分に話していますが、今は『入籍した』という事実で心が安定し、離れていても繋がっている気がします。自分の生活スタイルも守られて楽ですね」
時代とともに夫婦のあり方も変わってきているのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・大木亜希子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女617名(有効回答数)