「好きな食べ物を後に残す」派は、高収入で結婚慎重派?!
好きな食べ物は最初に食べる派か、後に残す派か。定番の質問ではあるが、相手の性格を知る上で非常に有効な手がかりとなる。
食事は日常的な行動であるため、なおさら議論になりやすい。しらべぇ編集部が調査をしたところ、最初に食べるか後に残すかによって、興味深い特性が判明した。
■飛び抜けた高収入族は、「好きな食べ物は後に残す派」!
年収層別に、「好きな食べ物は最初に食べるタイプ」と回答した人を集計すると、「700~1,000万円」層では、群を抜いて「最初に食べる派」が多い。
しかしながら、年収「1,000万円以上」層になると、割合はガクンと落ち、唯一20%を切っている。圧倒的に「後に残す派」が多数派を占めることになる。
好きなものが目のまえに出現したからと言って、欲望に身を任せて真っ先に飛びついたりしない。
どのタイミングで食べれば自分の満足感が最大値に達するか、しっかり順序立てている。そんな計画的な姿勢が飛び抜けた高収入を実現させているようだ。
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■「後に食べる派」は、結婚も慎重派?!
一方で、こんな興味深いデータもある。「好きな食べ物は最初に食べるタイプ」の該当別に、既婚者の割合を示している。
「最初に食べる派」のなかで、既婚率が7割近いのに対し、「後に食べる派」のなかでは5割。前者は、最初に好きなものをスパッと食べてしまえるだけ、決断と行動が早い。
結婚適齢期に彼氏彼女がいれば、結婚へもサクサク乗り出せる。一方で後者は、食べ方ひとつとっても、計画的に物事を進めるタイプ。結婚には、よりいっそう慎重になることは当然である。
「まだこれから、より自分にふさわしい人に出会えるかもしれない」適齢期になっても可能性を否定せず、自分の人生を最高級に仕上げるためにはどんな相手と結婚したらよいか、細心の注意を図っているのだろう。
■食べる順序に気を配り、ひいては仕事も人生も慎重に
出世頭であるものの、いまだに結婚していない男性に聞いてみた。ちなみに、彼は「好きな食べ物は後に残す派」である。
「好きなものを食べるタイミングと未既婚とのあいだに、関連性があるなんて考えたことも無かったが…。
たしかに、相手がいても『この人で良いのかな?』と考えてしまい、結婚まで踏み切れずにここまで来た感じはありますね」(40代男性/官公庁管理職)
「神は細部に宿る」といわれように、出世し高収入を実現できる人は、仕事が丁寧で決め細やか。
食べる順序にさえも気を配る人なら、仕事はなおのこときっちり計画的に行い、成果をあげているはず。
そして、自分自身の人生の脚本も、慎重に描きたいと思う傾向が強いのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・桜井洸希)