世界で唯一「寄生虫の博物館」がデートスポットに?300もの標本に驚愕

2016/10/18 09:00


sirabee161011mKm (1)_compressed

世界で唯一、寄生虫だけを取り扱う博物館が目黒にあるのをご存知だろうか。少し近寄りがたい寄生虫の世界だが、「入場無料」ときたら訪れないわけにはいかないだろう。


画像をもっと見る

■隠れたデートスポットとしても話題

sirabee161011mKm (2)_compressed
目黒駅から徒歩15分ほど。展示スペースは1階と2階のみという小さな博物館だが、中には約300もの実物標本を観察できるほか、ここでしか買えないようなグッズを販売している。

そんなディープなスポットにも関わらず、女性が多いことに驚かされる。その珍しさから、ちょっとしたデートスポットとしても話題のようだ。

sirabee161011mKm (3)_compressed

小学校・幼稚園のころに「蟯虫検査」をした人もいるだろうが、その蟯虫を見たことがある人は少ないはず。だがここに来れば、蟯虫も生で確認することができるのだ。

sirabee161011mKm (4)_compressed

その他にも、人間に寄生したサナダムシを見ることができる。全長は8.8メートルにもなり、その大きさに驚愕。

これほど体が長くてもサナダムシの頭部は米粒ほどで、そのギャプと独特の生態に引き込まれっぱなし。

sirabee161011mKm (5)_compressed

また、寄生虫にもオス、メスの区別があることや、寄生虫のさまざまな感性経路など、今まで意識すらしたことのない寄生虫についての知識を一から学べる。興味深い展示物に驚きの連続だ。

しかし、この博物館を訪れるのはご飯を食べる前に行くことをおすすめしたい。少々グロテスクで、食欲が失せる可能性があるからだ。

消毒と加熱の大切さを改めて実感することだろう。


関連記事:「武田鉄矢だけで幕末以降の日本史が語れる」って本当?

■寄生虫グッズがカッコいい!

sirabee161011mKm (6)_compressed

博物館の中をひと通り見たら、グッズも見て帰ってほしい。立体サナダムシを始めとするさまざまな寄生虫をあしらったTシャツは、シンプルでありながらインパクトのあるデザイン。

その他にも、本物の寄生虫を封入したストラップなど、ここでしか買えないようなグッズを販売。

また入場無料の代わりに館内では募金箱を設置しているようだ。もし楽しめたのなら、その分寄付してみてはいかがだろう。

【目黒寄生虫館】
東京都目黒区下目黒4−1−1
営業時間: 10:00~17:00
休館日:月・火/年末年始

・合わせて読みたい→ボクサー体験もできる「地下闘技場バー」が熱すぎる

(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ

目黒取材寄生虫
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング