世界で唯一「寄生虫の博物館」がデートスポットに?300もの標本に驚愕
世界で唯一、寄生虫だけを取り扱う博物館が目黒にあるのをご存知だろうか。少し近寄りがたい寄生虫の世界だが、「入場無料」ときたら訪れないわけにはいかないだろう。
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■隠れたデートスポットとしても話題
目黒駅から徒歩15分ほど。展示スペースは1階と2階のみという小さな博物館だが、中には約300もの実物標本を観察できるほか、ここでしか買えないようなグッズを販売している。
そんなディープなスポットにも関わらず、女性が多いことに驚かされる。その珍しさから、ちょっとしたデートスポットとしても話題のようだ。
小学校・幼稚園のころに「蟯虫検査」をした人もいるだろうが、その蟯虫を見たことがある人は少ないはず。だがここに来れば、蟯虫も生で確認することができるのだ。
その他にも、人間に寄生したサナダムシを見ることができる。全長は8.8メートルにもなり、その大きさに驚愕。
これほど体が長くてもサナダムシの頭部は米粒ほどで、そのギャプと独特の生態に引き込まれっぱなし。
また、寄生虫にもオス、メスの区別があることや、寄生虫のさまざまな感性経路など、今まで意識すらしたことのない寄生虫についての知識を一から学べる。興味深い展示物に驚きの連続だ。
しかし、この博物館を訪れるのはご飯を食べる前に行くことをおすすめしたい。少々グロテスクで、食欲が失せる可能性があるからだ。
消毒と加熱の大切さを改めて実感することだろう。
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■寄生虫グッズがカッコいい!
博物館の中をひと通り見たら、グッズも見て帰ってほしい。立体サナダムシを始めとするさまざまな寄生虫をあしらったTシャツは、シンプルでありながらインパクトのあるデザイン。
その他にも、本物の寄生虫を封入したストラップなど、ここでしか買えないようなグッズを販売。
また入場無料の代わりに館内では募金箱を設置しているようだ。もし楽しめたのなら、その分寄付してみてはいかがだろう。
【目黒寄生虫館】
東京都目黒区下目黒4−1−1
営業時間: 10:00~17:00
休館日:月・火/年末年始
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)