前の人が自動改札に止まってイラっ!もっとも多い年代はやはり…

2016/11/10 19:00

Evening_T/iStock/Thinkstock
(Evening_T/iStock/Thinkstock)

通勤時間帯の電車は人が多く、行き帰りだけで疲れてしまう。満員電車内では小学校の「フルーツバスケット」を彷彿とさせるような「イス取りゲーム」が勃発しており、殺気に満ち溢れている。

疲れながら目的駅に到着して自動改札機付近に来たら、前の人間が「ピンポーン」となって立ち止まる。

後ろを歩く人間としては快適に改札を抜けることができず待たされてしまい、かなりイライラさせられる。腹を立てながら心の中で罵声をつぶやきながら通過するケースも。


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■前の人間が止まって腹が立ったことのある人の割合は

一体怒っている人はどれくらいいるのか。しらべぇ編集部では全国の男女に自動改札で止まったときの心境について調査。

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結果、「腹がたったことがある」と答えたのは各世代で2割から3割。どうやらほとんどの人は、驚きながらも冷静にやり過ごしている模様。

ちなみに、もっとも怒っているのは50代男性で4割、逆に冷静にやり過ごしているのは20代男性で2割。駅員に腹を立てるのは50、60代が多いといわれるが、それは自動改札でも同様のようだ。


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■地域別でみてみると…

今回の調査結果を、地域別にみてみよう。

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神奈川が40.7%ともっとも高く、以下東京、埼玉、千葉と続く。Suica使用圏内の「イライラ率」が高いよう。

ICOCAの大阪、Kitaca北海道などは3割程度でそれほどでもなく、SUGOCA圏内の福岡は1割と低め。

関西圏ほど気が短いイメージがあったが、自動改札機については関東圏の人々が腹を立てていることがわかる。


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■経験者に話を聞いてみた

経験者に話を聞いてみた。

「ラッシュアワーにたいてい1人はいますよ、『ピンポーン』って止まる奴。メチャクチャ迷惑で、後ろにいたら最悪。


また、隣の列の1つ前が止まって、その後ろを歩いていた人間がこちらの列に平気で割りこんできたりして、イラっとさせられることもあります。


通勤や通学なら慣れている人ばかりなんだし、止まらないように気をつけてIC乗車券タッチすべき。それができないなら、いっそのこと自動改札を廃止して昔のように人が専用のハサミで切ればいいと思う。あの『カチカチッ』って音、風情がありましたから」(40代男性)


「止まるのは仕方がない部分もあるけど、ピンポンが鳴ってるのに何度もタッチしてる人をみるとさすがに腹が立ちますよ。複数回警告音が鳴るということは残額不足がなのでしょうから、さっさと立ち去ってほしい」(30代女性)


IC乗車券の残額をこまめに確認するなど、なんらかの対策をしておいたほうがいいかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)

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電車怒りイライラ調査中高年自動改札機
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