観光だけが目的じゃない?外国人からみた日本人の魅力3選
日本を訪れる外国人は年々増加しており、今後も2020年の東京オリンピックに向けて、増え続ける見込みだ。
しかし海外の人々が日本を観光地として選ぶ理由は、普段生活している日本人には案外わからないもの。
しらべぇ編集部では「日本が大好きだ」と語る外国人観光客に、どこに魅力を感じているのかを取材した。
①電車のマナーがすごい
「電車の乗り降りで人とぶつかったり、押し合いにならないことに感動しました。
自分の国では電車に乗る時に、降りる人と乗る人で押し合いになります。
日本は順番がきちんとしていて、ルールを守ります。そういう日本人の人柄が好きです。」
満員電車で通勤している人は、普段ストレスを抱えている人も多いと思うが、マナーがちゃんとしているだけでも感謝するべきことなのかもしれない。
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②店員の「ありがとうございました」
「買い物をしても『ありがとうございました』なんて言葉を掛けられることはありません。店員は無愛想です。
日本人はコンビニでも『ありがとうございました』と伝えます。とてもいい気分になります。」
店員だから当たり前だと思っていた「ありがとうございました」という言葉。
仮に事務的に言われたとしても、「こちらこそありがとうございます」と受け止めてみると、新鮮な気持ちになれるかもしれない。
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③差別が少ない
「僕はゲイなんですが、両親にも話せていません。両親がゲイという言葉自体をちゃんと理解しているかも、わからない。
以前、周りにバレて陰口を言われることがありましたが、日本ではそういったことに対する差別が少なく感じました。
自分の国でゲイだとバレたら、例えば店員の態度が変わったりしますが、少なくとも日本人の店員は、そのことで態度を変えたりしません。
これは他の国の外国人も言っていましたね」
店員が「お客さまによって、態度を変えたら失礼だ」という風潮があるのは当たり前だと思っていたが、外国人の視点から見ると、そうではないらしい。
日本人は「思ったことを表面に出さない」という面もあるが、他の国に比べて差別が少ない傾向もあるようだ。
外国人が日本に来る目的は、食文化やショッピング・風景といった観光が中心かと思いきや、「日本人そのものが好きだ」という人も多くいた。
当たり前になっている日常生活も、視点を変えると「日本人の良さ」がたくさんあることに気づく。
そうした一つひとつに感謝の気持ちを持つことも、日本をより魅力的な国にするために、大切なのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニートgoma)