リア充にも自慢できる！？噂の人気店を予約する裏ワザ

グルメ

2016/11/19 06:30

InstagramやFacebookで「いいね！」が多く押される、料理写真。最近では行列必至のみならず、予約が取れないレストランの情報も多く、そうした店を訪れた話は、鉄板のSNSネタといって良いだろう。

しかし、そもそも「予約が取れない店」である。値段が高くても、特別なもてなしや記念日、自分へのごほうびとして「噂の人気店に、行ってみたい！」と思うことはないだろうか？

そんな時のために、しらべぇ編集部は人気店の「予約を可能にしてくれるかもしれない」裏ワザサイトを取材した。

■厳選レストランだけの予約サイト

特別な店は予約したいが詳しいわけでもないし、レストラン情報が多すぎて選べない…という人にオススメなのが、ポケットメニューが運営するオンラインレストラン予約サービス「ポケットコンシェルジュ」だ。

東京・横浜・京都・大阪・神戸の厳選された400ほどのレストラン情報を掲載。価格のボリュームゾーンは1万～2万円とお高めだが、ハイクラスなもてなしでも人気の店が並ぶ。「値段だけ高い店で、失敗したくない」という点でも、信頼できるラインナップといえるだろう。

また海外からのお客様をもてなす際に便利な、「英語対応が可能か？」「ベジタリアンメニューの有無」ほか、事前に確認しておきたい基本的な要素は、各店舗の「おもてなし情報」に記載されている。

そして、ここで使える裏ワザ予約の方法は、「空席情報通知メール」。ログインした状態でお店情報をチェックし、予約が埋まっている状況でも「空席のお知らせ」ボタンを押しておけば、キャンセルなどで空席が発生した場合、その情報をメールで受け取れる。

ただし人気店は「空席待ち」しているユーザーも多く、情報を受け取ってからは“早い者勝ち”。「1度は行きたい店」であれば、即断即決がポイントだ。

予約が取れない店の傾向として、昨今は「人気店で予約が埋まっている」だけでなく、「会員限定のお店」も増えている。

会員からの招待やツテを使って、そうしたお店を訪れるチャンスもあるが、そもそもそうした繋がりが周囲にない人には、手も足も出ない。

こうした会員制レストランの会員権も取り扱うサイトとして注目を集めているのが、国内最大のクラウドファンディングサイト「Makuake」だ。

同サービスでは、一般的なクラウドファンディングに多い、ガジェットや雑貨・コンテンツ制作への支援だけでなく、「レストラン・バー」も人気カテゴリのひとつ。

「会員権」や「クラウドファンディング」と聞くと難しく感じるが、同サイトの機能説明としてわかりやすいのは「先行予約販売プラットフォーム」だという。また「支援」という言葉に、高額を思い浮かべる人も多いかもしれないが、数千円～1万円がボリュームゾーンになっている。

会員限定のお店が利用できる「会員権」と同様に並ぶのは、オープニング限定などで実質5,000円のコースを3,000円で購入できるものだったり、通常のコースメニューに「Makuakeからの支援者特典」として特別料理が供されたりと、リーズナブルでおトクなものが多い。

ユーザーにとってメリットがあるだけでなく、店舗側でも開店前に顧客を集められるほか、先行予約する人には店舗へのロイヤリティが高まる傾向があり、ファンの獲得に繋がっているそうだ。

肉料理を中心に「ネクストブレイクする可能性のある新店舗情報の、チェック先のひとつ」として、定期的にラインナップを見ている人も少なくない。

他のカテゴリを含めて利用者のリピート率が高いという点でも、満足度や信頼性は高いと言えそう。人気店を「先物買い」して自慢する――という、高等テクニックを試してみたい人にオススメだ。

どちらのサイトも「狙った店を必ず予約できる！」というものではないが、ぜひ一度チェックしてみてほしい。

（取材・文／しらべぇ編集部・くはたみほ）