アモーレと呼んでる？それともゲス不倫中？「夫婦の仲」を聞いてみたら…

11月22日は「いい夫婦の日」。先日発表された今年の「新語・流行語大賞」ノミネート30語の中にも夫婦の関連語があった。

一部で結婚報道のあったサッカー長友選手の「（僕の）アモーレ」（イタリア語で愛する人）は、おめでたい話題である。一方で、実際は有名人たちの「ゲス不倫」が1年中にぎわせていた。

 

■夫婦の仲は良い？　悪い？

しらべぇ編集部では、全国20代～60代の既婚男女734名を対象に、夫婦の仲に関する調査を実施した。

「今、夫婦の仲は良いですか？」と尋ねたところ、「仲が良い」と回答したのは全体の66％。逆に「仲が良くない」と回答したのは12％だった。

年代別で集計すると、20代から50代にかけて、「良い」と答えた割合が減っていくのに対し、30代以降で「良くない」と回答した人の割合は大きな変化がなく「どちらでもない」割合が増えている。

50代と60代では「良い」と回答した人の差が10ポイント近い。60代は定年を迎え、夫婦の時間が長くなることで、再び仲が良くなるのだろう。

また、年収別に集計したところ、大きな差はない。個人年収と夫婦仲が無関係なのは意外かもしれない。金銭面が夫婦仲を切り裂く大きな原因とは考えにくいようだ。

夫婦の仲が悪くなってしまう人たちが一定数いるのは仕方ない。だが、昔は仲むつまじい間でも、年を重ねると、そばにいること自体になれてしまう傾向があるのだろう。

「いい夫婦の日」は、コミュニケーションが苦手といわれている日本人が夫婦互いに感謝の気持ちをかたちにするきっかけを作ることを目的にしている。

ふだん、うまく伝えられていないな…と感じたら、まずは「ありがとう」を言ってみよう。

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（取材・文／しらべぇ編集部・小河 貴洋）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年9月23日～2016年9月26日
対象：全国20代～60代の男女1365名（有効回答数）